「お父さんの子供でもあるんだからね」のひとことに涙、夫に変わってもらった矢先なんと2度目の…0歳娘が脳梗塞になった話(その9)【完結編】(3/3)

家事なんて一切しない、本当にすいかのお世話をするだけの2ヶ月間。
小児ベッドの上でずっと二人で過ごした2ヶ月間。

すいかにとっては3ヶ月の長い長い入院生活でした。今思うと、結局すいかは産まれたときの家には帰らないままでしたね…。

夫が一人で選んだ関西のマンションは新築で明るくて、何よりお風呂がピカピカで!(病院のシャワー室は古くて、ちょっとぬるっとしてたので、すごく嬉しかった)久しぶりにお風呂に浸かって、生き返りました。
その晩…

やっとまた家族みんなで一緒に眠れる日々がやってきました。また何か起こったらどうしようという不安もありましたが、夫がいて、すいかがいて、やっぱりそれが本当に嬉しかった。
そして、それから4年…

幸い、あれから一度もけいれんは起こらず、このとおりすいかは元気に大きくなっています。(方位磁針のように何度縦にしてもまた横に…)
脳梗塞の影響で麻痺や発達の遅れはあるので、一般的な子育てにはない心配や大変なこともたくさんありますが、私が楽しくやっていけてるのは、入院していた頃と同じ「一緒にいられる!」という嬉しさが心の中でずーっと続いているからだと思います。
やっぱりどう考えてもそれ以上に嬉しいことはないと思うのです。
おわり
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「発達の遅れ…?」おもちゃに号泣、ひたすらに手をなめる…当たり前の成長が当たり前じゃない娘がついに!?
(漫画・文 四月さよなら)
《関連マンガ》
・「なぜけいれんが…?」0歳娘が脳梗塞になった話(その1)
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・「10日ぶりに目が開いた!」0歳娘が脳梗塞になった話(その6)
・「結局原因は?」0歳娘が脳梗塞になった話(その7)
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四月さよならのブログ「四月家の人々」
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