「10日ぶりに目が開いた!」0歳娘が脳梗塞になった話(その6)こっそり聞いてしまった看護師さんの会話(1/2)
こんにちは。四月さよならです。
娘は工作が大好きなのですが、先日紙コップをぎゅうっと潰して小さくしていたので「何作ってるの?」と聞いたら「レジ袋作ってるの」って言われました。レジ袋?紙コップで?
不思議な4歳児ですが今日も元気です。
さて、今回は娘が脳梗塞になった話の続きです。最悪の状況から少しずつ変化していきました。
《登場人物》
前回のあらすじ
産まれて22日目の朝、突然けいれんが起きたすいか。救急病院を受診するも繰り返すけいれんとともに呼吸も不安定になり、翌朝にはICUで人工呼吸器をつけ眠った姿に・・・。そんな中、一ヶ月検診の日を迎え、当然親子で行くことはできず一人で産院へ向かったさよならだったが・・・
1ヶ月検診で言われた信じられない一言…0歳娘が脳梗塞になった話(その5)はこちらから
こっそり聞いてしまった看護師さんの会話
不安定な呼吸を助ける人工呼吸器。口から水分や栄養を摂取できないのでその代わりの鼻チューブ。各種薬を投与するための点滴。ICUのすいかは重装備でした。
鎮静剤の投与を止めただけで、人工呼吸器や鼻チューブはそのままなので、すいかの身になってみると意識がある分苦痛が増したかも知れません。
声にならない声を出して身をよじらせるすいかに向かって最初は「がんばれ」と声を掛けたのですが、言った後に、そうじゃないなと思い「(一緒に)がんばろう」と、もう一度言い直しました。「ここからまた一緒にがんばるんだ」と思いました。
そして先生からの説明。
抜管後、呼吸状態によっては再度挿管の可能性があること、そして新生児はトラブルが起こりやすいので、状況によっては処置の途中で抜管を中断する場合もあるなど何度か説明を受けていました。
先生は一般的な説明をしてくださっただけだと思うのですが、すいかにけいれんが起きて以降、想像もできない悪い状況が重なり続けていたので、また何か良くないことが起こるんじゃないだろうかと考えずにはいられませんでした。
翌日緊張しながらICUに行くと、
心底ホッとしました。 口元のチューブやそれを固定するためのテープなどが全部なくなり、久しぶりにすいかの顔を全て見ることができました。
ICUでは最悪の状態のまま時が止まってしまったような日々でしたが、ようやく時間が進み始めたような感じがしました。
小児病棟に移るかも知れないという大きな前進の予感にドキドキしながら、ICUのすいかを見守っていたときのことでした。
娘は工作が大好きなのですが、先日紙コップをぎゅうっと潰して小さくしていたので「何作ってるの?」と聞いたら「レジ袋作ってるの」って言われました。レジ袋?紙コップで?
不思議な4歳児ですが今日も元気です。
さて、今回は娘が脳梗塞になった話の続きです。最悪の状況から少しずつ変化していきました。
《登場人物》
前回のあらすじ
産まれて22日目の朝、突然けいれんが起きたすいか。救急病院を受診するも繰り返すけいれんとともに呼吸も不安定になり、翌朝にはICUで人工呼吸器をつけ眠った姿に・・・。そんな中、一ヶ月検診の日を迎え、当然親子で行くことはできず一人で産院へ向かったさよならだったが・・・
1ヶ月検診で言われた信じられない一言…0歳娘が脳梗塞になった話(その5)はこちらから
こっそり聞いてしまった看護師さんの会話
不安定な呼吸を助ける人工呼吸器。口から水分や栄養を摂取できないのでその代わりの鼻チューブ。各種薬を投与するための点滴。ICUのすいかは重装備でした。
鎮静剤の投与を止めただけで、人工呼吸器や鼻チューブはそのままなので、すいかの身になってみると意識がある分苦痛が増したかも知れません。
声にならない声を出して身をよじらせるすいかに向かって最初は「がんばれ」と声を掛けたのですが、言った後に、そうじゃないなと思い「(一緒に)がんばろう」と、もう一度言い直しました。「ここからまた一緒にがんばるんだ」と思いました。
そして先生からの説明。
抜管後、呼吸状態によっては再度挿管の可能性があること、そして新生児はトラブルが起こりやすいので、状況によっては処置の途中で抜管を中断する場合もあるなど何度か説明を受けていました。
先生は一般的な説明をしてくださっただけだと思うのですが、すいかにけいれんが起きて以降、想像もできない悪い状況が重なり続けていたので、また何か良くないことが起こるんじゃないだろうかと考えずにはいられませんでした。
翌日緊張しながらICUに行くと、
心底ホッとしました。 口元のチューブやそれを固定するためのテープなどが全部なくなり、久しぶりにすいかの顔を全て見ることができました。
ICUでは最悪の状態のまま時が止まってしまったような日々でしたが、ようやく時間が進み始めたような感じがしました。
小児病棟に移るかも知れないという大きな前進の予感にドキドキしながら、ICUのすいかを見守っていたときのことでした。