「親の食事は一切出ない?!」0歳娘が脳梗塞になった話(その8)ここがつらいよ!付き添い入院(1/3)

2021/9/10 12:00 四月さよなら 四月さよなら

こんにちは。四月さよならです。

現在4歳のすいかの0歳脳梗塞闘病記。今回はICUでの離れ離れの生活を経て、初めて付き添い入院生活をしたときのことを書いています。


《登場人物》


前回のあらすじ

産まれて22日目の朝、突然けいれんが起きたすいか。翌日にはICUで人工呼吸器をつけ眠った姿に。家族全員が苦しい2週間を過ごしながらも、すいかは徐々に回復していき、ついにICUを卒業することに…。

◆前回「結局原因は?」0歳娘が脳梗塞になった話(その7)はこちらから

◆最初から読む場合はこちらから
「なぜけいれんが…?」0歳娘が脳梗塞になった話(その1)



ここがつらいよ!付き添い入院


やっとすいかと一緒に過ごせる!意気揚々と付き添い入院に挑んだ私でしたが、このあと結果的に2ヶ月間(なんと2ヶ月間!)親子二人きりで病室で生活することになります。 当時は必死で順応していましたが、いま振り返ると結構つらいことがたくさんあったので、ここでいくつか紹介させてください…




病院によっていろいろと違いはあると思いますが、私が体験した中ではこの3つが特につらかったです。

・食事は3食全て売店
・シャワーは30分交代制
・夜は子ども用のベッドで添い寝で寝る

まず食事。
病院によっては食事が出るところもあるみたいですが、すいかが入院していた病院は子どもの分の食事・ミルクは出してくれますが、親の分の食事は全く出ないところでした。



最初驚いたのですが、たとえ生後1ヶ月の赤ちゃんだったとしても付き添っている親が離れるからといって、看護師さんは代わりに見守ってくれたりはしません。(看護師さんはめちゃめちゃ忙しそう)

というわけですいかが寝ている間に行きます。



売店は小さめのコンビニのような感じ(但しコンビニではない)で、品揃えもそこまで多くはなかったので、毎日の食べるものには本当に困りました。



翌日朝7時をめがけて売店に行ってパンとかサンドイッチを買って速攻で食べてました。

こんな感じでなかなか厳しい食生活ですが、だからこそ差し入れがめちゃめちゃ嬉しかったです…。(今はコロナ禍で面会もできないと思うのでそれが本当に大変だと思います。差し入れとともに誰かと話すこともかなりリフレッシュになるので)



どうしても炭水化物か味の濃いお惣菜などに偏りがちな食生活の中で、野菜がいっぱいの手作り弁当は本当に嬉しかったです。4年経った今でもめちゃくちゃ覚えてます。

そしてお風呂…





予約が埋まっていても入れないし、予約の時間に寝かしつけらなくても入れないので、結局三日くらい入ってないことも全然ありました。

そして運よくお風呂に入れたとき、その間すいかはどうしているかというと…

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