嬉しいけど、びっくりしすぎてしばらく呆然としていましたが、これは夫も知りたいはず！と我に返り







「この子は笑うことができるんだ」



何かを楽しいと感じられて、それを表現することができるんだと思うと、もうそれだけですごいと思いました。そしてその楽しいを自分が与えられること、通じ合えている気がして、それもすごく嬉しかった。



笑ってくれるのが嬉しくて、とにかく何でも全力でやってました。当時のムービーを見ると、今の100倍くらいのテンションですいかと遊んでいて、どこにこんな元気が…？と驚きます。それくらいすいかの笑顔が大切で仕方なかったんだと思います。



脳梗塞の影響でてんかんを発症する可能性があると言われていたすいか。毎日小さな動きで「今のは発作？！」とビクビクしていましたが、幸い明らかな発作はないまま、家で毎日規則正しく生活できて、心配だった授乳の量もグングン増えて、そしてあやせば笑って、本当にもうこれで十分と思っていました。でもそんなとき、



まだ完全にではなかったけど、いつもブラーンとなったままのすいかの頭が持ち上がってついてきました。



いつも寝転がっている姿しか見ていなかったので、頭を起こして座っているすいかの顔はキョトンとしていて、なんだか別人のように見えました。

◆ 「0歳で脳梗塞になった娘のその後」次の記事はこちら↓↓↓
「困るよ！」小児科医の言葉に唖然…脳梗塞になった0歳娘を初めて近所の病院に連れて行ったときの話

（漫画・文　四月さよなら）

《関連マンガ》
・「なぜけいれんが…？」0歳娘が脳梗塞になった話（その１）
・「昨日まで家族３人、川の字で寝ていたのに…」0歳娘が脳梗塞になった話（その２）
・「38℃！？」今度は夫が熱を出し、まさかの…0歳娘が脳梗塞になった話（その３）
・「治療法はありません」に絶句…0歳娘が脳梗塞になった話（その４）
・1ヶ月検診で言われた信じられない一言…0歳娘が脳梗塞になった話（その５）
・「10日ぶりに目が開いた！」0歳娘が脳梗塞になった話（その６）
・「結局原因は？」0歳娘が脳梗塞になった話（その７）
・「親の食事は一切出ない？！」0歳娘が脳梗塞になった話（その８）
・「お父さんの子供でもあるんだからね」のひとことに涙、夫に変わってもらった矢先なんと2度目の…0歳娘が脳梗塞になった話（その９）


四月さよならのブログ「四月家の人々」
入院中のすいかの姿から現在の元気で楽しい様子まで、いろいろと写真や漫画で綴っています。

四月さよならinstagram
思っていたよりも普通に楽しくて、呑気で、そういう日々の一コマを漫画にしています。