日本でも発売してほしい!台湾ファミマの【茶葉入り】台湾茶ペットボトルが人気

2017/5/31 23:58 satomin satomin


こんにちは。365日毎日お茶を飲むsatominです。

ファミリーマートは台湾では「全家(全家便利商店)」と書きますが、台湾の街では日本と同じくらいファミリーマートが出店していて、街を歩けば「全家」の文字をよく見かけます。

筆者も台湾を訪れた際に台北と台中でファミリーマート「全家」に入りましたが、店内には飲み物やお菓子など日本の食品も多く並べられ、日本の雑誌も置かれていました。
日本の商品も多くありますが、台湾オリジナルの商品も展開しています。

そんな台湾ファミマ「全家」で人気のお茶があります。

FamilyMart Collectionの冷壓鮮萃茶です!




台湾茶ボトルシリーズ「冷壓鮮萃茶」は、2016年の5月に発売を開始し、当初は320ml小さいボトルのみの展開。価格は35元。


発売開始時は緑のラベルの四季春青茶と、黒のラベルの烏龍茶の2種類を販売。


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四季春青茶は発酵度が低めで緑茶に近いお茶。四季春は台湾茶を代表する品種で華やか香りを持ち、台湾茶としても多く作られています。
烏龍茶は四季春青茶よりも重発酵で、焙煎度が高く褐色の水色(すいしょく)をしています。



その後、赤いラベルの日月潭紅茶が追加。


台湾最大の淡水湖で台湾3大観光地の1つでもある「日月潭」の周辺で作られる台湾紅茶です。



2016年秋には紫のラベルの蜜香貴妃烏龍茶が発売されました。


蜜のような甘い香りがあり、台湾茶で人気の東方美人に近い烏龍茶です。



人気の理由は、ボトルの中に茶葉がそのまま入っているところ!

日本のペットボトルのお茶ではまず見かけないビジュアルにびっくりですが、茶葉入りのため香りが良く、味も美味しいと台湾っこに人気です。


様々な食べ物と一緒に冷壓鮮萃茶は飲まれています。


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▲サンドイッチと蜜香貴妃烏龍茶と四季春青茶。




▲インスタントラーメンと四季春青茶。


脂っこいものを食べる時に飲むと口の中がさっぱりするのでよいかもしれません。



ボトルの裏にあるラベルを見てみると・・・


四季春青茶ボトルの成分の項目には水と茶葉のみが記載されています。
保存期限は7度以下の冷蔵で20日!


冷壓原葉技術(High Pressure Processing コールドプレス製法)で淹れた無糖のお茶は、茶葉入りの為、賞味期間は短く要冷蔵です。開封後はすぐ飲まないと渋くなります。

それでも、フレッシュな茶葉が入っているので淹れたての水出し茶がコンビニで味わえるのはスゴいです。


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▲飲み終わるとボトルの中には茶葉が残っているのが見えます。

飲んだ後、水を注げば2煎目を飲むことも可能です。実際、「飲み終わったあとお水入れて、もう一回飲んじゃいました」というコメントも見られました。



そして、今年5月に待望の450mlの大きいサイズが発売開始!
価格は45元。


大きいサイズは、現時点では四季春青茶(緑)と烏龍茶(黒)の2種類のみの販売です。


発売開始後、小さいボトルだとすぐ飲み終わってしまうから嬉しい!といった歓迎の声が寄せられています。

バッグに入れて持ち運び便利な小さいサイズか、ゴクゴク飲める大きいサイズか、時と場合によって使い分けるといいかもしれません。


大小どちらのサイズも、ボトルのデザインが良いといった意見も。味だけでなく、デザイン面でも台湾っこの心を掴んでいるようです。

また、飲み口の広いボトルで飲む際、茶葉入りの為、茶葉が口に入ってくるというコメントもありましたが、「茶葉が入ってて飲みづらいな~と思ってたら、近くの人がストロー使って飲んでてナルホド…と思いました」地元の人はストローを使って飲んでいるそう。

中国などでは茶葉入りのままお茶を飲む人もいますが、飲みなれない日本人はストロー必須です!



台湾で飲んだ日本の方からも「日本でもファミマで売ってほしいです」「こんな美味しいお茶が飲めるだなんて台湾の人が羨ましい~」といった声もあがるほどの美味しさ。

・「台北のファミマで売られてる冷壓鮮萃というペットボトル烏龍茶美味しい」
・「台湾ファミリーマートの水出し烏龍茶、35元。これ、おいしかった。」
・「台湾ファミマのこの茶葉入りのお茶おいしいから日本でも売ってくり~」
・「おいしかったので、日本でも売ってくれればいいのにーって思います」
・「ファミマにて購入。これ、台湾茶葉が入ってるなかなか本格的なもの。四季春青茶めっちゃ美味しい。」


少なくとも日本においては、今までありそうでなかった茶葉入りペットボトルのお茶。というのは、釜炒り製の台湾茶と比べて、蒸し製の日本の煎茶(緑茶)は水(お湯)に浸けたままにしていると苦渋みが出やすい傾向があります。
青茶や烏龍茶は緑茶に比べて苦渋みが浸出しづらいという特性を活かした商品と言えるかもしれません。



コンビニのお茶とは思えない本格派の茶葉入り台湾茶ボトル。
台湾ではお洒落なボトル入りの台湾茶が「京盛宇」などでも販売されてはいますが、コンビニで35元(約130円)や45元(約166円)とお手軽価格で購入できるのは良いですね。
100%台湾茶葉使用の無添加無糖の台湾茶ボトル。この夏、台湾に旅行に行ったらお手にとって味わってみてはいかがでしょうか。



これからの暑い季節に水出しのお茶は美味しいもの。
ファミリマートさん、日本でもぜひ販売をご検討ください!


●2016::全家::【FamilyMart collection冷壓鮮萃茶-台灣原味篇】



(satomin@お茶ライター Teawriter)


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