水木一郎、加山雄三からNight Tempo、藤井風まで2022年の日本の音楽シーンまとめ(40代以上向け)!

2022/12/23 17:00 龍女 龍女

原由子が31年ぶりのアルバム『婦人の肖像』を発売


(原由子 イラストby龍女)

国民的スーパーバンドサザンオールスターズのキーボード・ヴォーカル担当の
原由子(1956年12月11日生れ)が『MOTHER』(発売1991年6月1日)以来、31年ぶりのオリジナルアルバム
『婦人の肖像』を10月19日に発売した。

この発売を前後して、宣伝も兼ねて各音楽番組に出演した。
筆者が観ていて特に面白かったのは、関ジャニ∞の冠番組で、本格的に音楽を分析するバラエティ番組
『関ジャム』の原由子特集だった。
この特集で、単なる楽器演奏者だけでなく、サザンオールスターズの楽曲のイントロやアレンジを手がけていたことが分って凄い人だったんだなあと感心した。

筆者が以前から好きなエピソードは、夫になる桑田佳祐と青山学院大学のサークル時代に意気投合した理由がどっちも名ギタリストでヴォーカリストの
エリック・クラプトン(1945年3月30日生れ)が好きなことだった。
新アルバムの『婦人の肖像』の5曲目に収録されている
『スローハンドに抱かれて(Oh Love!!)』(作詞:桑田佳祐、作曲:原由子)では、「ミスター・スローハンド」ことエリック・クラプトンをモチーフにしている。

過去の彼女のリードヴォーカルで好きなのが
サザンオールスタ-ズのアルバム『タイニイ・バブルス』に収録されている
『私はピアノ』(作詞・作曲:桑田佳祐)である。
歌詞の中に登場するミュージシャンは
名ギタリストのラリー・カールトン(1948年3月2日生れ)
ピアニスト・ヴォーカリストで「ピアノマン」の別名を持つ
ビリー・ジョエル(1949年5月9日生れ)である。
大好きな音楽を作り続けているひたむきさ、過去のミュージシャンに対する敬意がある。
桑田佳祐と原由子は筆者にとって憧れの夫婦である。

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