水木一郎、加山雄三からNight Tempo、藤井風まで2022年の日本の音楽シーンまとめ(40代以上向け)!
吉田拓郎、引退
吉田拓郎(1946年4月5日うまれ)が
アルバム『ah-面白かった』を最後に引退する。
(吉田拓郎 イラストby龍女)
先日パーソナリティーを務める『オールナイトニッポンGOLD』も最終回を迎えた。
筆者は吉田拓郎の30歳年下で、シンガーソングライターが当たり前の音楽シーンしか知らないので、どれだけ偉大かは肌感覚では分らない。
しかも、ファン層のコアの世代の両親は、同時代のフォーク勢で言うと
かぐや姫や井上陽水のファンであったので、自宅にはアルバムは1枚もない。
それでも、吉田拓郎を取り上げるのは筆者の世代との接点として
Kinki Kidsと共演した音楽バラエティ番組
『LOVE LOVE あいしてる』(フジテレビ、1996年~2001)の存在が大きかった。
この番組の中で、Kinki Kidsを始めとする後輩ミュージシャン達が、わがままオジサンに振り回される様を目の当たりにして
「そうか、こんなんだから全盛期はTVと相性悪かったのね」
と70年代と80年代前半までのTV出演の少なさに納得させられたのである。
大物ミュージシャンが、TVではなくラジオを中心に出演してプロモーション活動をする。
この形を作った存在としても、先駆けだった。
ラジオで聴いた吉田拓郎の発言を聴いてイメージを膨らませる。
TVで共演して吉田拓郎をツッコみまくる明石家さんまを観ていると、こういう感じが吉田拓郎ファンなのか?
と思ったりもした。
しかし、筆者が吉田拓郎の偉大さを実感した体験は
2005年夏に家族と遊びに行った北海道の札幌のススキノで
『居酒屋 拓郎』の看板を見かけたときだった。
こうした飲食店はターゲットは吉田拓郎ファンなので、限られた客層でも商売になって店が続いているのはスゴいことである。
吉田拓郎(1946年4月5日うまれ)が
アルバム『ah-面白かった』を最後に引退する。
(吉田拓郎 イラストby龍女)
先日パーソナリティーを務める『オールナイトニッポンGOLD』も最終回を迎えた。
筆者は吉田拓郎の30歳年下で、シンガーソングライターが当たり前の音楽シーンしか知らないので、どれだけ偉大かは肌感覚では分らない。
しかも、ファン層のコアの世代の両親は、同時代のフォーク勢で言うと
かぐや姫や井上陽水のファンであったので、自宅にはアルバムは1枚もない。
それでも、吉田拓郎を取り上げるのは筆者の世代との接点として
Kinki Kidsと共演した音楽バラエティ番組
『LOVE LOVE あいしてる』(フジテレビ、1996年~2001)の存在が大きかった。
この番組の中で、Kinki Kidsを始めとする後輩ミュージシャン達が、わがままオジサンに振り回される様を目の当たりにして
「そうか、こんなんだから全盛期はTVと相性悪かったのね」
と70年代と80年代前半までのTV出演の少なさに納得させられたのである。
大物ミュージシャンが、TVではなくラジオを中心に出演してプロモーション活動をする。
この形を作った存在としても、先駆けだった。
ラジオで聴いた吉田拓郎の発言を聴いてイメージを膨らませる。
TVで共演して吉田拓郎をツッコみまくる明石家さんまを観ていると、こういう感じが吉田拓郎ファンなのか?
と思ったりもした。
しかし、筆者が吉田拓郎の偉大さを実感した体験は
2005年夏に家族と遊びに行った北海道の札幌のススキノで
『居酒屋 拓郎』の看板を見かけたときだった。
こうした飲食店はターゲットは吉田拓郎ファンなので、限られた客層でも商売になって店が続いているのはスゴいことである。