「今のは発作?!」娘のてんかんに怯える日々【0歳で脳梗塞になった娘のその後】(2/2)

2022/1/21 21:00 四月さよなら 四月さよなら

たまらず、主治医に相談し診察することに…





ガーン!!


心配しといてアレなんですが、様子見ましょうとか言われるかなとちょっと期待していたとこもあったので、はっきり「あやしい」と言われてショックでした。





※「脳波」とは脳の神経細胞から出るわずかな電流のこと。それを記録することで脳の異常の有無やてんかんの可能性を調べることができます。

すいかは東京で入院中のときに初めてこの脳波検査をやったのですが、当時はまだ脳梗塞を発症してすぐだったので私もメンタルボロボロで、こんな小さい子が電極をたくさんつけられてかわいそうに…!!ウワーン!!みたいな気持ちでしたが、回数を重ねるごとに慣れていき、半年後には「よし、頑張っていこ!」というような前向きな気持ちに切り替わっていきました。





気になる動きのときに脳波が記録できていると、その動きがてんかんによるものなのかどうか、より判断がしやすいらしいです。





なんともいえないとは???





「すごく悪くはなっていないけど、良くもなっていない」という言葉に、分かっていたのにやっぱりすいかはてんかんなんだなあと少しだけ落ち込みました。











診察後も一定期間はあやしい目の動きがあったと思うのですが、それ以上増えたり、頭が動いたりということもなく、そうこうしているうちにいつの間にか私も気にすることが減っていきました。





本当に今のところというしかないのですが、今のところ、すいかは発作に苦しむことなく生活することができています。振り返ると主治医の薬の提案で本当に発作が抑えられていたのかも知れないし、ストレートで厳しいお医者さんでしたが、出会えて良かったなあと思います。

(つづく)

(漫画・文 四月さよなら)

◆ 次の記事はこちら↓↓↓
「あ、これ間違えたな…」娘の病気についてママ友にカミングアウトしたら【0歳で脳梗塞になった娘のその後】


《関連マンガ》
■ 「0歳娘が脳梗塞になった話」全9話
・「なぜけいれんが…?」0歳娘が脳梗塞になった話(その1)
・「昨日まで家族3人、川の字で寝ていたのに…」0歳娘が脳梗塞になった話(その2)
・「38℃!?」今度は夫が熱を出し、まさかの…0歳娘が脳梗塞になった話(その3)
・「治療法はありません」に絶句…0歳娘が脳梗塞になった話(その4)
・1ヶ月検診で言われた信じられない一言…0歳娘が脳梗塞になった話(その5)
・「10日ぶりに目が開いた!」0歳娘が脳梗塞になった話(その6)
・「結局原因は?」0歳娘が脳梗塞になった話(その7)
・「親の食事は一切出ない?!」0歳娘が脳梗塞になった話(その8)
・「お父さんの子供でもあるんだからね」のひとことに涙、夫に変わってもらった矢先なんと2度目の…0歳娘が脳梗塞になった話(その9)


■「 0歳で脳梗塞になった娘のその後」現在連載中
・「発達の遅れ…?」おもちゃに号泣、ひたすらに手をなめる…当たり前の成長が当たり前じゃない娘がついに!?
・0歳で半分以上の脳を損傷…歩ける?しゃべれる?それ以前に嬉しかった娘の成長
・「困るよ!」小児科医の言葉に唖然…脳梗塞になった0歳娘を初めて近所の病院に連れて行ったときの話
・東京と大阪の違い?このストレートさは「県民性」ではなく…数年後に改めて気付いたこと【医師から告げられショックだった0歳娘の診断名】


四月さよならのブログ「四月家の人々」
入院中のすいかの姿から現在の元気で楽しい様子まで、いろいろと写真や漫画で綴っています。

四月さよならinstagram
思っていたよりも普通に楽しくて、呑気で、そういう日々の一コマを漫画にしています。

  1. 1
  2. 2