『オレたちひょうきん族』から『ザ・マスクド・シンガー』まで!?海外から輸入された番組形式が日本で成功する秘訣とは?
④クイズ$ミリオネア
(ファイナルアンサーと言った後に正解か不正解か間をとる、みのもんた イラストby龍女)
イギリスから始まった『フー・ウォンツ・トゥ・ビー・ア・ミリオネア?』をフジテレビがフォーマット購入したクイズ番組である。
2000年4月20日から2007年3月29日までレギュラー放送されていた。
元々は予選を勝ち上がった一般出場者が、「早押し並べ替え問題」を一番早く正解した人が司会のみのもんた(1944年8月22日生れ)が出題する問題の解答権を得た。
4択問題を15問勝ち上がると最高賞金の1000万円を獲得できる。
途中、1問でも間違えると終了。その時点で獲得した賞金は保証分を残して失う。(保証分は5問目正解で100,000円、10問目正解で1,000,000円)
答えに迷ったときに、ライフラインという三つの救済措置を選ぶことが出来る。
最後まで勝ち上がるのにライフラインをどこで使うかゲームとしての面白さがある。
しかし、日本版では2006年7月以降一般出場者の募集は中止され、著名人のみ出場することになる。
これは現在の日本のクイズ番組の主流が、解答者が著名人になっている傾向に対応している。
一般出場者が出るクイズ番組の全国のレギュラー放送唯一の枠だった『アタック25』が終了してしまったのも記憶に新しい。
また、日本版のオリジナル要素としては、正解を言うまでに間を置く通称「みの溜め」と呼ばれた演出が観られた。
ルールに関しては本場と変えることが出来なかったので、独自性としてそこしか無かったようだ。
この番組は本場以外ではインド版が有名で、それをモチーフにした『スラムドッグ$ミリオネア』(2008年イギリス映画)がアカデミー賞の作品賞を受賞している。
筆者は抽選で当たり、六本木の配給会社ギャガの試写室で観ることが出来た。
思い出の1本でもある。
さて最後に10月15日にシーズン1最終回を迎える韓国発の世界フォーマット番組、
『ザ・マスクド・シンガー』を紹介しながら、考察してみよう。
![](https://ima.xgoo.jp/column/img2/ryujo/3704.jpg)
(ファイナルアンサーと言った後に正解か不正解か間をとる、みのもんた イラストby龍女)
イギリスから始まった『フー・ウォンツ・トゥ・ビー・ア・ミリオネア?』をフジテレビがフォーマット購入したクイズ番組である。
2000年4月20日から2007年3月29日までレギュラー放送されていた。
元々は予選を勝ち上がった一般出場者が、「早押し並べ替え問題」を一番早く正解した人が司会のみのもんた(1944年8月22日生れ)が出題する問題の解答権を得た。
4択問題を15問勝ち上がると最高賞金の1000万円を獲得できる。
途中、1問でも間違えると終了。その時点で獲得した賞金は保証分を残して失う。(保証分は5問目正解で100,000円、10問目正解で1,000,000円)
答えに迷ったときに、ライフラインという三つの救済措置を選ぶことが出来る。
最後まで勝ち上がるのにライフラインをどこで使うかゲームとしての面白さがある。
しかし、日本版では2006年7月以降一般出場者の募集は中止され、著名人のみ出場することになる。
これは現在の日本のクイズ番組の主流が、解答者が著名人になっている傾向に対応している。
一般出場者が出るクイズ番組の全国のレギュラー放送唯一の枠だった『アタック25』が終了してしまったのも記憶に新しい。
また、日本版のオリジナル要素としては、正解を言うまでに間を置く通称「みの溜め」と呼ばれた演出が観られた。
ルールに関しては本場と変えることが出来なかったので、独自性としてそこしか無かったようだ。
この番組は本場以外ではインド版が有名で、それをモチーフにした『スラムドッグ$ミリオネア』(2008年イギリス映画)がアカデミー賞の作品賞を受賞している。
筆者は抽選で当たり、六本木の配給会社ギャガの試写室で観ることが出来た。
思い出の1本でもある。
さて最後に10月15日にシーズン1最終回を迎える韓国発の世界フォーマット番組、
『ザ・マスクド・シンガー』を紹介しながら、考察してみよう。