『オレたちひょうきん族』から『ザ・マスクド・シンガー』まで!?海外から輸入された番組形式が日本で成功する秘訣とは?
①クイズ100人に聞きました
(回答者に答えを引き出すときの関口宏ならでは姿勢 イラストby龍女)
関口宏(1943年7月13日生れ)は戦前・戦後と活躍した俳優・佐野周二(1912~1978)の息子で、いわゆる二世俳優として経歴を始めている。
しかし、1980年代以降は主に司会者としての仕事が多くなる。
『クイズ100人に聞きました』は1979年4月から1992年9月まで放送された。
元になったのは、アメリカABCのクイズ番組『ファミリー・フュード』(フリーマントルメディア制作、1976年開始、2021年現在も放送中)である。
元々の番組名の意味は、「家族の確執」と意訳できる。
日本版では、問題の設定が100人アンケートの答えを当てると言うルールからタイトルが変更になったらしい。
元々の番組名を出しても意味が抽象的すぎる.
具体的にした題名の変更はそれなりの効果を生み出したと考えられる。
ルールは家族親戚を始め、仲間5人1組のチームでの対抗戦で争う。
問題は各チームから一人ずつ出て、人数の多い答えを出したチームに次の他の答えの解答権が廻ってきて答え続ける。
3回外すと、解答権は相手チームに移り、一回だけ答えられる。
正解すると、同じ答えをした人の人数分の得点が加算される。
実は筆者は知識として、元々はアメリカの番組と聞いていたが、本場の映像を観たことが無かった。
初めて動画で2020年放送の映像を観た。
TBSの月曜日の19時から観ていたモノとセットのデザインは少し違うが、ルールは全く同じだった。
顕著に『クイズ100人に聞きました』オリジナルの要素が感じられたのは、イラストやマスコットキャラクターの採用だ。
本場では答えは文字と数字のみであったのに対し、答えのイラストが添えてあったり、百太郎というキャラが可愛い。
大まかな枠組みは元々の形を踏襲するが、細部において日本っぽくするという工夫が感じられる作り方がそれなりに長寿になった理由であった。
さて、現在84歳の現役最年長の2時間テレビドラマの主演俳優で、コメディアンの伊東四朗が初めてクイズ番組の司会をした番組を次に紹介しよう。
(回答者に答えを引き出すときの関口宏ならでは姿勢 イラストby龍女)
関口宏(1943年7月13日生れ)は戦前・戦後と活躍した俳優・佐野周二(1912~1978)の息子で、いわゆる二世俳優として経歴を始めている。
しかし、1980年代以降は主に司会者としての仕事が多くなる。
『クイズ100人に聞きました』は1979年4月から1992年9月まで放送された。
元になったのは、アメリカABCのクイズ番組『ファミリー・フュード』(フリーマントルメディア制作、1976年開始、2021年現在も放送中)である。
元々の番組名の意味は、「家族の確執」と意訳できる。
日本版では、問題の設定が100人アンケートの答えを当てると言うルールからタイトルが変更になったらしい。
元々の番組名を出しても意味が抽象的すぎる.
具体的にした題名の変更はそれなりの効果を生み出したと考えられる。
ルールは家族親戚を始め、仲間5人1組のチームでの対抗戦で争う。
問題は各チームから一人ずつ出て、人数の多い答えを出したチームに次の他の答えの解答権が廻ってきて答え続ける。
3回外すと、解答権は相手チームに移り、一回だけ答えられる。
正解すると、同じ答えをした人の人数分の得点が加算される。
実は筆者は知識として、元々はアメリカの番組と聞いていたが、本場の映像を観たことが無かった。
初めて動画で2020年放送の映像を観た。
TBSの月曜日の19時から観ていたモノとセットのデザインは少し違うが、ルールは全く同じだった。
顕著に『クイズ100人に聞きました』オリジナルの要素が感じられたのは、イラストやマスコットキャラクターの採用だ。
本場では答えは文字と数字のみであったのに対し、答えのイラストが添えてあったり、百太郎というキャラが可愛い。
大まかな枠組みは元々の形を踏襲するが、細部において日本っぽくするという工夫が感じられる作り方がそれなりに長寿になった理由であった。
さて、現在84歳の現役最年長の2時間テレビドラマの主演俳優で、コメディアンの伊東四朗が初めてクイズ番組の司会をした番組を次に紹介しよう。