【レシピ】フライパンで「パエリア」&お手ごろ白ワインの解説も!
気温がグンと上がり日差しが強くなってきました。
梅雨で湿度も高いこの時期は冷蔵庫でしっかりと冷やした白ワインが飲みたいですね。
さっぱりとしたイタリアの白ワインと並んでお勧めなのが、お隣の国スペインワインです。
スペインと言えば、お手頃なスパークリングワインのCAVAなどが日本では有名ですが、イタリアやスペインなどワイン作りに歴史がある国は「土着品種」のワインが多いのも特徴です。
「土着品種」とは昔からその土地で栽培されたブドウで作ったワインですので、その土地ならではの特徴を感じる事が出来るのです。
一方「土着品種」ではないブドウはどんな品種かと申しますと、フランスボルドー地方のカベルネ・ソーヴィニヨンやソーヴィニオン・ブラン。ブルゴーニュ地方のピノ・ノワールやシャルドネなど世界中で作られているブドウです。
これらの品種は国際品種とも呼ばれ、ワインの中でも代表的ないわばメジャーなブドウで人気があります。
新世界ワインの国がボルドータイプの赤ワインを作りたいと思ったら、自国の土地や気候がボルドーに似ている地域にカベルネ・ソーヴィニヨンや、メルローを栽培しワインを作るといった感じで世界中に広がっていきました。
今回はイオンで見つけたスペインの白ワインをご紹介したいと思います。
マルケス・デ・テナメルセゲラ・ソーヴィニョン・ブラン(699円税込)長い名前ですが、バレンシア州の土着品種メルセゲラに国際品種のソーヴィニオン・ブランが入っています。
メルセゲラはかなりマイナーな品種で私も初めてですが、ソーヴィニオン・ブランが入っている事で辛口で爽やかな感じかな?と想像できます。
リンゴや白桃のような香りで、酸味のバランスもよくサラッと爽やかな後口でした。このワインに同じくバレンシア地方の郷土料理パエリアを合わせてみたいと思います。
【パエリア】
(材料)2人分
玉ねぎ 1/2個 30円
パプリカやピーマン 2個 100円
トマト 1個 100円
ニンニク 1片 20円
鶏肉 100g 200円
あさり(砂抜き済) 6個 132円
お米 2合
オリーブオイル 適量
塩・こしょう 適量
―スープ―
水 400ml
白ワイン 100ml
コンソメキューブ 1個
塩 小さじ1
パエリアのスープに使用する白ワインは、マルケス・デ・テナメルセゲラ・ソーヴィニョン・ブランを開けて使っています。
お米の固さはお好みですので水分量は調節してくださいね。
今回の材料費、買いそろえた食材582円にワインが699円で1,281円でした。
(Tamy)