八海山が飲める!美食の宝庫「魚沼の里」がすごい
新潟県魚沼市へ訪れたきっかけは、家族と訪れたスキー旅行でした。
八海山などの山々に囲まれたこの地は、厳しい豪雪地帯として知られています。その雪解けした清水と美味しい米で作られる銘酒「八海山」の蔵元、八海醸造がプロデュースする魚沼の里をご紹介したいと思います。
「魚沼の里」は八海山の麓、南魚沼の自然豊かな山里にあります。酒蔵は一般公開されていませんが、雪中貯蔵庫で日本酒を貯蔵する施設八海山雪室は見学することができます。
常に4℃に保った低温貯蔵の日本酒や、オーク樽で熟成中の焼酎などを見ながら、バーカウンターで様々なお酒を試飲。
八海山の大吟醸を一口いただきましたが、ふっくらとした甘みと洋なしやりんごのようなフルーティさがありました。豊かな旨味にもかかわらずスッキリした後口。余韻も長くて素晴らしいお酒です。
蔵元の方いわく「冷やさず常温だと本来の味わいが引き出される」と仰ってました。説明を聞きながらいただけるなんて、贅沢な体験でした。
お昼はそば屋長森でそばをいただきました。旧家を一部移築した古民家風の佇まい。くぐり戸を抜けると土間と板の間に囲炉裏があり、懐かしい風情に安らぎます。
魚沼地方には、つなぎに布海苔を使った名物「へぎそば」があり、こちらでは「田舎そば」としてメニューにあります。コシがあり、水々しくつややかな喉越し。つゆはキリッと濃いめの江戸前と、出汁がきいた田舎風の2種類。食べ比べも楽しい。
雪室見学の後はお買い物。
1階は米・麹・発酵がコンセプトのブランド千年こうじやの商品や、お酒やビール、雪室で熟成された野菜や肉、焼菓子などを購入する事が出来ます。カフェではおにぎり、麹ラテやアイスクリームが頂けます。
2階のokatteはキッチンアイテムのセレクトショップ。八海山ブランドの酒器や、清酒八海山の入ったコスメブランドcotteもあり、お土産にピッタリ。
休憩は菓子処さとや。新鮮な酒粕を練り込んだ、しっとりとしたバームクーヘンとコーヒーをいただきました。2階からの景色は一面の大自然。豊かな自然の恵みを感じられる癒しの里でした。
今年は暖かいので、桜はまさに今週が見頃。カタクリの花などの植物が一斉に開花するゴールデンウイーク頃は、裏の六万騎山の往復1時間のトレッキングコースが大変な人気なのだそうです。
魚沼の里
http://www.uonuma-no-sato.jp
千年こうじや
http://www.sennen-koujiya.jp
都内でも千年こうじやのショップがいくつかあり、お取り寄せもできます。
(Tamy)
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