【本邦初公開】洛中洛外図屏風が立体になった!

2021/7/8 21:25 yamasan yamasan

こんにちは、いまトピアート部のyamasanです。

以前のいまトピのコラムで京都フィギュアみやげのガチャガチャを紹介した時は、伊藤若冲《動植綵絵》の「向日葵雄鶏図」に描かれた鶏と京野菜をゲットして、「若冲は青物問屋の長男だったのでどちらも若冲にちなんだフィギュアだ。」と納得して、それ以上は集めないつもりでいたのですが、その後、京都でガチャガチャ機を見つけて、結局、集めてしまいました。

以前紹介したコラムはこちらです。
【アートファンもびっくり!】切手の浮世絵が立体になった!?

最初にゲットしたものはこちら。清水寺は金閣寺と銀閣寺がラインナップに加わる前にゲットしたものです。


小説『若冲』はこちらのコラムで紹介しています。
あれも若冲、これも若冲、おうちで伊藤若冲を!

金閣寺と銀閣寺はどちらも予想どおり出色の出来栄え。特に銀閣寺の池の水面の表現は芸術的とも言えるくらい見事です。
(金閣寺はスペシャルカラーの雪化粧もあるのですが、残念ながらゲットできませんでした。)


金閣寺も銀閣寺も伊藤若冲が釈迦三尊像と動植綵絵を寄進した相国寺の塔頭寺院の一つ。なかでも金閣寺(鹿苑寺)の大書院障壁画は若冲が描いたもので、その一部は相国寺の承天閣美術館に移設されていて、今でも間近に見ることができます。

続いて、茶道具セット。
「京の冬の旅」のスタンプラリーで、非公開文化財特別公開の中から3か所拝観してスタンプを3つ集めたあと、抹茶とお菓子でちょっと一服した時のことを思い出します。


舞妓さんは彩色違いがあるようですが、他の色の着物の舞妓さんはゲットできませんでした。



新幹線で京都に着くと見えてくるのが京都タワー。
ガチャガチャの新幹線があったので、並んで記念撮影を撮りました。
スタンドストーン社 1/400 CゲージVol.5 伝説の名列車編
この新幹線は、丸っこい先頭部が特徴の懐かしいO系の車両です。


そしていよいよ立体版洛中洛外図の出来上がり。落ち着いた色彩の木製の台に乗せてみました。


背景の洛中洛外図屏風は、ガチャガチャ「戦国の茶器 参 ~侘び寂びの世界~」から借用したものです。
詳しくは戦国の茶器を紹介した、こちらのコラムをご参照ください⇒【#麒麟を待つ】麒麟ロスは〇〇で乗り切ろう!



京都フィギュアみやげ


さて、立体になったアートは洛中洛外図だけかと思ったら、なんと国宝《鳥獣戯画》も立体になっていました。

以前のコラムでは、キタンクラブのコップのフチにとまる「PUTITTO鳥獣戯画」を紹介しましたが、今回はバンダイの「ならぶんです。」シリーズの鳥獣戯画。

コップのフチにとまる鳥獣戯画はこちらで紹介しています⇒ガチャガチャでアートを楽しもう!

相撲でカエルを仰向けに倒して得意気なウサギ。


鳥獣戯画(甲巻)のこの場面から飛び出してきました。

《鳥獣戯画 甲巻(模本》(部分) 山﨑菫詮(1817-93)模 東京国立博物館
 
先ほどとは反対にウサギを倒して見得を切るカエル。


烏帽子をかぶったカエルや猫も出てきて、全員そろって記念撮影。

バンダイ「ならぶんです。」鳥獣戯画

ガチャガチャで楽しむ立体アート。まだまだ続きそうです。