【これぞミニチュア・アート!】3Dで楽しむ浮世絵の世界

2019/8/10 09:00 yamasan yamasan
いつものように朝食のあと、新聞をぱらぱらとめくっていたらこんなうれしい記事が目に飛び込んできました。

「浮世絵発信の新拠点 JR川崎駅前に12月3日開館」

川崎の浮世絵といえば、浮世絵の大コレクター斎藤文夫さん(91)の約四千点にも及ぶ浮世絵コレクション。
以前はJR川崎駅から徒歩約10分、旧東海道沿いにあった「川崎・砂子の里資料館」で展示されていたので豊富な斎藤コレクションを見る機会もあったのですが、3年前に惜しまれつつ休館しました。
その後は「川崎・砂子の里資料館」の少し先にある「東海道かわさき宿交流館」(http://kawasakishuku.jp/)の企画室展示スペースや平塚市美術館ほかの企画展で展示されたこともありましたが、常時展示されるスペースはありませんでした。

斎藤文夫さんの自宅を改装して開設した「川崎・砂子の里資料館」
江戸風のなまこ壁が目じるしでした。


12月に開館するのは、JR川崎駅前の「川崎駅前タワー・リバークビル」3階に開設される浮世絵ギャラリー。その名もずばり「川崎浮世絵ギャラリー〜斎藤文夫コレクション〜」

観覧料は500円。
江戸時代には、かけそば1杯分の値段で摺物の浮世絵1枚が買えたと言われていますが、ワンコインランチと同じ値段で質量ともに充実した斎藤さんの浮世絵コレクションが見られるとなると、けっして高い値段ではありません。

開館記念の展覧会は「開館記念 日本の宝これぞ浮世絵名品展」。期間は12月3日から令和2年1月下旬まで。
続いて2月には「初代広重 東海道五十三次の旅(保永堂版)」、3月には「幕末・明治の浮世絵師が見た江戸・東京」が予定されているので、これからが楽しみです。

開館まで待ち遠しいな、と思いつつパソコンに向かってこの原稿を書いていたら、「コトン」と音がしてパソコンの画面から何かが飛び出してきました。



よく見ると、がっしりと組まれた橋脚の橋の上を傘や蓑笠をかぶって家路を急ぐ人たちと遠くの川面でゆったりと舟を漕いでいる船頭さん。

これは歌川広重の人気シリーズ「名所江戸八景」の「大はしあたけの夕立」ではないか!それも立体になっている!
まるで「今回のコラムで紹介してくれ!」と言わんばかり。

次に出てきたのは同じく「名所江戸百景」の「亀戸梅屋敷」。
複雑に入り組んだ梅の枝が見事に立体になっている!



さらに続々と出てきたのは、やはり広重の人気シリーズ「東海道五十三次」の「箱根 湖水図」(右)、「由井 薩埵嶺」(左)。


続いて「桑名 七里渡口」(右)、「庄野 白雨」(左)。


色鮮やかなカラーバージョン6種類に加えて、墨一色で摺られたそれぞれの墨摺仕上バージョンまであって全部で12種類。
カラーバージョンの集合写真。


墨摺仕上げバージョンの集合写真。こちらも渋みがあっていいです!


墨摺仕上げバージョンは「箱根 湖水図」だけゲットできていないので、まだまだチャレンジしなくては!

今回紹介したのは海洋堂の立体浮世絵ミニチュアコレクション
「歌川広重 立体組上絵」


歌川広重 立体組上絵 全12種セット



「いまトピ」には今までも「ガチャガチャでアート」や「自宅でアート」シリーズのコラムを書いています。

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