木村拓哉主演『レジェンド&バタフライ』で織田信長の妻・濃姫を演じる綾瀬はるかが、最後まで老けないメイクをしているのには理由があった?

2023/2/3 17:00 龍女 龍女

今回のコラムの主役は俳優・綾瀬はるか(1985年3月24日生れ)である。

今回取り上げるのは、1月27日公開の映画『レジェンド&バタフライ』で濃姫(帰蝶)を演じたからである。
映画鑑賞後に書いているので、ネタバレ全開で記述する。


(『レジェンド&バタフライ』の濃姫 イラストby龍女)

鑑賞後に思ったのは、想像以上にキムタクよりも綾瀬はるかの比重が大きかった。
木村拓哉主演のラブストーリーは、毎回ヒロイン役の俳優が良い。
特にその俳優それぞれの個性が光るが、一貫して勝ち気なヒロインの傾向が観られる。
脚本は、古沢良太である。
実は男性の脚本家で木村拓哉主演のラブストーリーを書いている人はまれだ。

さて今回は『レジェンド&バタフライ』の感想である。
加えて、筆者がシナリオに影響を与えたと推測している漫画と過去の映画について紹介する。
メインは綾瀬はるかがこの作品に繋がるまでの過去の代表作を振り返っていきたい。

先週のコラムでは、木村拓哉が演じる織田信長がこれまでの総決算と位置づけた。
映画鑑賞後、この作品は綾瀬はるかにとっても23年間の総決算であると考えた。
具体的に代表作を挙げて考察してみよう。
TVドラマの現代劇と時代劇と過去の映画も紹介して、最新の映画作品へどう繋がっているのか?
詳しく観ていこう。

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