④パン好きの第7世代。ぼる塾田辺
実は筆者がパン好き芸能人をコラムにしようと思い立ったのが、日テレのバラエティ番組『ニノさん』に出演していた
画面上では三人しか登場していない（メンバーの一人酒寄が産休中のため）が、四人組の女性コントグループ
ぼる塾の田辺智加（1983年10月18日生れ）である。


（吉本興業の宣材写真から引用　イラストby龍女）

この時に話題にあったパンの種類がベーグルである。
筆者がベーグルを知ったのは、90年代の終わり頃である。
「ニューヨークでヘルシーなパンが流行っている」
かみ応えがあって腹持ちが良い。
口コミや流行ですたれるパンの種類もあるが、ベーグルは定着しているし、専門の店も数多く存在する。
筆者の関心はそこではないので、ベーグルとニューヨークと前ページに触れたユダヤ人との関係について考えてみる。
ベーグルの明確な起源はハッキリしないそうだが、17世紀に東ヨーロッパのユダヤ人コミュニティーで食べられていたとされている。
ニューヨークに広まったのは、1880年代にユダヤ系ポーランド人のコミュティからである。
元々、ニューヨーク州全体に住んでいるユダヤ人は165万人いて、大きな需要があったようだ。
日本で食べられるユダヤ人コミュティ起源のベーグルブランドがコストコで販売されている
アインシュタイン・ブラザーズ・ベーグルである。
こちらのチェーン店は、コロラド州発祥ではあるが、わざわざブランド名にユダヤ系と分かる名前を冠しているあたり、ベーグルと言ったら…なのだろう。


（コストコで買えるアインシュタインブラザーズのベーグル　イラストby龍女）

彼女はお笑いグループとしては第7世代ではあるが、さっき取り上げた木南晴夏よりも年上である。
彼女のインスタグラムを観ると、8割が食べ物で、パン、スイーツ、ロケ先のお弁当などになっている。
それ以外を観ると、さすがは元ギャルだけあって、写真に選んだ題材がことごとくカラフルである。

彼女たちがTVに出ているとグルメに対する熱い言葉が連発される。
今度はどの料理ついて語ってくれるか次が観たい。
今のところ、グルメリポーターと言えば重鎮として彦摩呂や石塚英彦がいる。
第7世代の中のグルメリポーターとして期待している。
ぼる塾田辺は、今度はどんな種類のパンのことを熱く語ってくれるだろうか？


こうして、年長者から一部順は逆になったが、著名なパン好きを並べてみたが、パン好きとして普通に考えて一番は木南晴夏であろう。
笑福亭鶴瓶はTVタレントとしてすでに最強の存在なので、一番のパン好きになる必要はない。
的場浩司はスイーツ好きという別の一番争いに競走の中にいるので、パン好きと言うには物足りない。
ぼる塾田辺は他の番組での様子を見たが、彼女は食全体での対応力が凄いので、グルメという広いジャンルの人だ。
したがって、パンというジャンルに限って言うと木南晴夏の情熱は他を圧倒している。


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