春なので『パン祭り』!笑福亭鶴瓶、的場浩司、木南晴夏、ぼる塾の田辺…芸能界で一番の「パン好き」は誰だ!

2022/3/10 22:00龍女龍女

②スイーツ好きは、パンも好き。的場浩司
的場浩司(1969年3月28日生れ)はキャリア当初、ヤンキー漫画原作の実写映画に出ていたり、現在もVシネマで主役を演じている。
スイーツは女性のモノという固定概念にとらわれている人からすると、彼が下戸で大の甘党であることは意外に思うかもしれない。
しかし、栄養学的にみれば、彼のような人がスイーツを求めるのは非常に合理的であると言えよう。
彼は俳優になる前はトラック運転手であったという。
特技は格闘技である。


(的場浩司 イラストby龍女)

プロレスラーの真壁刀義もスイーツ好きとして有名である。
肉体労働者等の日頃から消費カロリーが多い人は、疲労解消する手っ取り早い方法として身体的に甘いものを欲するからだ。
彼らの体で最も消費される栄養素がスイーツに多く含まれる炭水化物である。
下戸であるというモノも興味深い。
下戸は遺伝子的要素もあるが、酒にも炭水化物が含まれているので、酒飲みが甘い物をあまり欲しないのも理由がある。
酒はアルコールが含まれるために、水分を飛ばす成分がある。
同時に炭水化物も飛ばし脱水症状を起こす恐れが非常に大きい
酒を飲んだ後、しばらくすると炭水化物を含む食事を欲するのも酒のアルコールが栄養を飛ばしていると錯覚を起こしているからである。
下戸には、酒飲みが酒とおつまみで摂取している炭水化物を補給する代わりの手段がある。
炭水化物に含まれるブドウ糖を効率よく摂取できるスイーツである。

では、本題のパンとスイーツはどういう関係があるだろう。
スイーツと呼ばれる菓子類は、その多くが小麦粉とイースト菌と水もしくは牛乳で出来た生地をベースに作られている。
パンは強力粉、スポンジケーキなどは薄力粉の違いはあれど、調理技術はパン職人と同じである。
調理師学校に通っていた筆者も製パン技術と一緒に学んだのが、製菓技術の一部である。

的場浩司がおすすめのスイーツで紹介したシフォンケーキ。
あのフワッとした食感を生み出す秘密は、メレンゲである。
たまごを割った後に卵黄と卵白に分ける。
卵白と砂糖を混ぜて空気で泡状に膨らませたメレンゲを、先に卵黄が混ざった生地に泡が消えないようにざっくり混ぜて焼き上げるのが特徴である。
そのシフォンケーキを違う食感と甘みを誘導するのが、イラストではわかりにくいが生クリームとカスタードクリームである。
生地のふんわり感と、クリームのとろりとした食感が口の中で幸福感を呼ぶ。


(クリームたっぷりのシフォンケーキ「東京えんとつ」 イラストby龍女)

こちらは、筆者の好物のカスタードクリームをアーモンドスライスを混ぜたパイ生地で包んだ
「アーモンドのクイニーアマン」である。
ベーカリーの陳列棚には左の図で置かれている。
右図のようにひっくり返すと、カップケーキの丸型に四角形のパイ生地をはめると、カスタードクリームを入れた後に外に余った生地を折りたたんで焼き上げた過程が分かる仕組みになっている。


(国分寺のアンデルセンのアーモンドのクイニーアマン)

パイ生地はバターと生地を何回も折り曲げてこねて層を作る。
こねる過程が非常に時間と手間がかかる。
筆者はアップルパイを家庭で作る場合は冷凍食品で売っているパイ生地を購入する。
しかし、パイの具にあたるアップルフィリングは比較的簡単に作れる。
紅玉などの酸味の強い品種を選ぶ。
皮をむいて薄切りにした林檎を砂糖で煮詰めれば良い。

さてここでスイーツとパンの関係に関して考えてみた。
もう一つ言っておきたいのが、的場浩司の世代や8歳下の筆者のような、ヤンキーが現役だった頃を知っている関東地方の中高生にとって、甘いパンの思い出である。

学校の帰りにベーカリーかスーパーに寄って、甘いパンを買って食べることは学校の授業や校内の人間関係から来るストレスを癒すオアシスであった。
上下関係が厳しいツッパリ(ヤンキーの別名)の定番の台詞として
「〇〇パン買ってこい!」
と言うのも本当にあったことである。


さて、パン好きのメインになるイメージと言えば、やはりベーカリー巡りであろう。
パン好きが高じてベーカリー巡りの番組のMCを務める俳優を次に紹介しよう。

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