今回のコラムのテーマは、ズバリ、スパイである。
衆議院選挙も近いので、政治にまつわる情報戦のキーマンでもあるスパイについて考えてみよう。

と言っても現実の政治ではなく、スパイを題材とした創作論に近い。
フィクションはどうやって作られるか？
その中でも世界一有名なスパイ、ジェームズ・ボンドをサンプルに探ってみる。

コラムの内容の性質上、
最新作『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』
（イギリスは9月30日公開。日本は2021年10月1日。アメリカは10月8日）のネタバレを含む。
なるべく映画を観てから読んで貰うと嬉しい。