『Arcアーク』出演の「寺島しのぶ」に演じてもらいたいのは、特撮映画の〇〇役?

2021/6/30 22:00 龍女 龍女

⑤最新作では?
最近、出る作品のジャンルが広がってきた気がする。
子供が出来て、役を選ぶ基準に幅が出来たせいかも入れない。
TVアニメとして2020年12月30日にNHKで放映された宮崎吾朗監督の『アーヤと魔女』では、孤児のアーヤを引き取る魔女ベラ・ヤーガを演じている。
劇場版は8月27日公開だ。

山田洋次監督の最新作、松竹100周年記念作品『キネマの神様』では主人公のゴウ(沢田研二)の娘・歩を演じている。
公開は8月6日の予定。


現在公開中の映画、石川慶監督の『Arcアーク』では、プラスティーネーションという技術を研究しているエマと言う役を演じている。
主人公のリナの師となる。
永遠の命というテーマだと、ついつい手塚治虫の『火の鳥』を思い出すが、どういう描き方をするのか楽しみだ。

SFやファンタジーは非常に人気が高いジャンルの一つである。
主人公は若手が務めることが良いが、メンター(助言者・指導者)役は中堅以降の俳優は演じることが多い。
例えば、『スターウォーズ』でオビ・ワン・ケノービを演じたアレックス・ギネス。
『ハリーポッター』シリーズでは、魔法学園の教師役やハリー・ポッターを命の狙う魔術師役としてイギリスを代表する俳優が次々と出演した。
リチャード・ハリス、マギー・スミス、アラン・リックマン、ゲイリー・オールドマン、マイケル・ガンボン、エマ・トンプソン、ケネス・ブラナー、レイフ・ファインズ、イメルダ・スタウントン、デヴィッド・シューリス、ヘレナ・ボナム・カーター、ロバート・ハーディ、ビル・ナイ、ジム・ブロードベント等など。

筆者が日本の映画でこの手の役柄で思い出すのは、真っ先に『ゴジラ』シリーズの博士役だ。
第一作目の志村喬や平田昭彦、平成になってからは佐野史郎など男性が多いがそろそろ女性の博士役も観てみたい。

2014年に公開されたギャレス・エドワーズ監督の『GODZILLA』では、冒頭にフランスの大物ジュリエット・ビノシュが核物理の技師で登場したり、渡辺謙演じる芹沢猪四郎博士の助手として、サリー・ホーキンスがヴィヴィアン・グレアム博士として出演した。

日本を代表する俳優である寺島しのぶも、大作の特撮映画での活躍もそろそろ観てみたい。


※最新記事の公開は筆者のFacebookTwitterにてお知らせします。
(「いいね!」か「フォロー」いただくと通知が届きます)
  1. 1
  2. 2
  3. 3
  4. 4
  5. 5
  6. 6