カンヌ映画祭選出!やわらか触感のアニメ、水尻自子の映像に注目。
触感を感じさせる映像を作り上げるアニメーション作家 水尻自子(みずしり よりこ)に注目です。
まずはこの映像《不安な体》を見てください。
十和田市現代美術館 Arts Towada十周年記念「インター + プレイ」展 水尻自子 アニメーション作品《不安な体》 予告編
この映像は十和田市現代美術館 Arts Towada 十周年記念「インター + プレイ」展 第3期(2022/1/22-5/29)に水尻自子作品が展示される作品《不安な体》の予告編です。「“感触そのもの”を描き出そうと試み」の作品を目指しているとのこと。
もちろん映像の中身に触れる事が出来るわけではありませんが、水尻さんの作った映像を見ると、なんか、こう、やわらかな触感が伝わってくるような、触れた時の記憶が呼び覚まされるような、どうにもたまらない感触を味わうことが出来るのです。
十和田市現代美術館
水尻自子は、十和田出身の映像作家。今回の、映像作品《不安な体》の音楽を担当したのはミュージシャンの本田ゆか(チボ・マット - Cibo Matto)。
なんと、この短編アニメーション作品『不安な体』がカンヌ国際映画祭 監督週間のコンペティションに選出されワールドプレミア上映されるという発表までされました。完成版を早く見たいところです。
trailer | FUTON | 布団
なんか、むちっっと言うか、むにゅっと言うか、ぬわわわわと言うか、そんな感触が身体の中に起こりませんか?
身体の一部や身の回りにある品など、動いたり触れたりしたとき、やわらかい部分が伸びたり縮んだりするあの感覚を、その余韻を楽しむ映像です。
幕/maku Trailer
コンプレックスだったご自分の名字をきっかけにしてお尻の絵を多数描き始めるこをきっかけにアニメ―ションを手掛けたという水尻さん。
身体のやわらかいところがねっとりと、するっと、もちっと動いていくことで滑らさを触れるように感じることができるのです。
trailer | Snow Hut | かまくら
単純化された線、ベタに塗られた色、艶めかしい動き、とにかく癖になる作品です。
やわらかな触感や身体と言う共通する感触をテーマにしているので世界共通で楽しむことができるのも良いですね。
原田知世 September
原田知世さんのアルバム『恋愛小説2』より竹内まりやさんのカバー曲『September』。水尻さんはこのPVのアニメーションと振付も担当しているそうです。
十和田市現代美術館HP
Arts Towada 十周年記念「インター + プレイ」展 第1期
https://towadaartcenter.com/exhibitions/artstowada10th-interplay-001/
十和田市現代美術館 2020/7/23-2021/8/29
作家:津田 道子、evala、松原 慈
Arts Towada 十周年記念「インター + プレイ」展 第2期
https://towadaartcenter.com/exhibitions/inter_play_002/
十和田市現代美術館 2021/9/18-2022/1/10
作家:トマス・サラセーノ
Arts Towada 十周年記念「インター + プレイ」展 第3期
https://towadaartcenter.com/exhibitions/artstowada10th-interplay-003/
十和田市現代美術館 2022/1/22-5/29
作家:水尻自子、青木千絵
全期参加作家:鈴木 康広、目[mé]
パフォーマンス:問題行動トリオ(野村 誠+佐久間 新+砂連尾 理)
※会期ごとに1回ずつ開催予定
既に世界の映画祭などに参加して活躍している水尻さんですが、今度更に注目されそうです。まずは冒頭に紹介した映像の本編が流れる十和田市現代美術館「インター + プレイ」展 第3期に行きたいところ。
青森県にある十和田市現代美術館が関わるプロジェクト“Arts Towada”が十周年を迎え、それを記念する展覧会がこの「インター + プレイ」展。来年の1月から開催される第3期に水尻さんが参加となります。個人的には2期のトマス・サラセーノも見てみたい。
また、カンヌ国際映画祭に選出された今回の映像はアニメ制作会社「ニューディアー」と「Miyu Productions」と言う日本+フランスの共同での取り組み。それぞれの制作会社で和田淳、折笠良、山村浩二、久野遥子など、素晴らしいアートアニメ作家と組んで作品を作っています。これからのこの2社共同での展開も楽しみです。
さて、以前、いまトピアート部の虹さんが描いたアートアニメのコラムで水尻さん含む素晴らしい作家さんを紹介しています。
【かわいい!!美しい!?】必見の人形アニメ、レジェンド作品たち
https://ima.goo.ne.jp/column/article/9531.html
また、アートアニメと言えばコマ撮りアニメ関連の記事も併せてオススメです。
【PUIPUIモルカー】奇才・見里監督の作品に注目!
https://ima.goo.ne.jp/column/article/9438.html
一度見たら虜になる!【アーティストによるアニメの世界】
https://ima.goo.ne.jp/column/article/5991.html
まずはこの映像《不安な体》を見てください。
十和田市現代美術館 Arts Towada十周年記念「インター + プレイ」展 水尻自子 アニメーション作品《不安な体》 予告編
この映像は十和田市現代美術館 Arts Towada 十周年記念「インター + プレイ」展 第3期(2022/1/22-5/29)に水尻自子作品が展示される作品《不安な体》の予告編です。「“感触そのもの”を描き出そうと試み」の作品を目指しているとのこと。
もちろん映像の中身に触れる事が出来るわけではありませんが、水尻さんの作った映像を見ると、なんか、こう、やわらかな触感が伝わってくるような、触れた時の記憶が呼び覚まされるような、どうにもたまらない感触を味わうことが出来るのです。
十和田市現代美術館
水尻自子は、十和田出身の映像作家。今回の、映像作品《不安な体》の音楽を担当したのはミュージシャンの本田ゆか(チボ・マット - Cibo Matto)。
なんと、この短編アニメーション作品『不安な体』がカンヌ国際映画祭 監督週間のコンペティションに選出されワールドプレミア上映されるという発表までされました。完成版を早く見たいところです。
trailer | FUTON | 布団
なんか、むちっっと言うか、むにゅっと言うか、ぬわわわわと言うか、そんな感触が身体の中に起こりませんか?
身体の一部や身の回りにある品など、動いたり触れたりしたとき、やわらかい部分が伸びたり縮んだりするあの感覚を、その余韻を楽しむ映像です。
幕/maku Trailer
コンプレックスだったご自分の名字をきっかけにしてお尻の絵を多数描き始めるこをきっかけにアニメ―ションを手掛けたという水尻さん。
身体のやわらかいところがねっとりと、するっと、もちっと動いていくことで滑らさを触れるように感じることができるのです。
trailer | Snow Hut | かまくら
単純化された線、ベタに塗られた色、艶めかしい動き、とにかく癖になる作品です。
やわらかな触感や身体と言う共通する感触をテーマにしているので世界共通で楽しむことができるのも良いですね。
原田知世 September
原田知世さんのアルバム『恋愛小説2』より竹内まりやさんのカバー曲『September』。水尻さんはこのPVのアニメーションと振付も担当しているそうです。
十和田市現代美術館HP
Arts Towada 十周年記念「インター + プレイ」展 第1期
https://towadaartcenter.com/exhibitions/artstowada10th-interplay-001/
十和田市現代美術館 2020/7/23-2021/8/29
作家:津田 道子、evala、松原 慈
Arts Towada 十周年記念「インター + プレイ」展 第2期
https://towadaartcenter.com/exhibitions/inter_play_002/
十和田市現代美術館 2021/9/18-2022/1/10
作家:トマス・サラセーノ
Arts Towada 十周年記念「インター + プレイ」展 第3期
https://towadaartcenter.com/exhibitions/artstowada10th-interplay-003/
十和田市現代美術館 2022/1/22-5/29
作家:水尻自子、青木千絵
全期参加作家:鈴木 康広、目[mé]
パフォーマンス:問題行動トリオ(野村 誠+佐久間 新+砂連尾 理)
※会期ごとに1回ずつ開催予定
既に世界の映画祭などに参加して活躍している水尻さんですが、今度更に注目されそうです。まずは冒頭に紹介した映像の本編が流れる十和田市現代美術館「インター + プレイ」展 第3期に行きたいところ。
青森県にある十和田市現代美術館が関わるプロジェクト“Arts Towada”が十周年を迎え、それを記念する展覧会がこの「インター + プレイ」展。来年の1月から開催される第3期に水尻さんが参加となります。個人的には2期のトマス・サラセーノも見てみたい。
また、カンヌ国際映画祭に選出された今回の映像はアニメ制作会社「ニューディアー」と「Miyu Productions」と言う日本+フランスの共同での取り組み。それぞれの制作会社で和田淳、折笠良、山村浩二、久野遥子など、素晴らしいアートアニメ作家と組んで作品を作っています。これからのこの2社共同での展開も楽しみです。
さて、以前、いまトピアート部の虹さんが描いたアートアニメのコラムで水尻さん含む素晴らしい作家さんを紹介しています。
【かわいい!!美しい!?】必見の人形アニメ、レジェンド作品たち
https://ima.goo.ne.jp/column/article/9531.html
また、アートアニメと言えばコマ撮りアニメ関連の記事も併せてオススメです。
【PUIPUIモルカー】奇才・見里監督の作品に注目!
https://ima.goo.ne.jp/column/article/9438.html
一度見たら虜になる!【アーティストによるアニメの世界】
https://ima.goo.ne.jp/column/article/5991.html