『レンアイ漫画家』の鈴木亮平の体が心配?日本では彼が実践している「デ・ニーロ・アプローチ」とは?

2021/5/5 22:00龍女龍女

役作りの仕方は、人それぞれ。
役によっては今の自分の体重と増減差が大きい役を引き受けるケースもある。
筆者は、俳優の仕事はアスリートに近いと何度か言ってきた。
最も顕著な役作りの方法を、ある名優の名前から
「デ・ニーロ・アプローチ」 と呼ばれている。

ロバート・デ・ニーロ(1943~)が映画監督マーティン・スコセッシ(1942~)と制作した『レイジング・ブル』(1980年公開)が由来となった。

元世界ミドル級王者のボクサー、ジェイク・ラモッタ(1922~2017)を演じた。


ボクサーとしての全盛期と、



引退後の体重差27㎏の増減を自らの役作りに課して、見事成功。
1981年に授賞式が行われた第53回のアカデミー賞の主演男優賞を獲得した

ロバート・デ・ニーロは以前にも同様の役作りは行っていた。
(『タクシードライバー』『ディアハンター』等)、その集大成的位置づけの映画が『レイジング・ブル』だ。
『アンタッチャブル』(1987)では、アル・カポネを体重を増やして演じた。

デ・ニーロ・アプローチとは、何も体重の増減だけでない。
徹底した役への寄り添い方を示すやり方である。


日本のデ・ニーロ・アプローチの実践者の中で、今最も有名な鈴木亮平(1983年3月29日生)を具体例としてみていこう。

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