【画像】茶室をイメージしたフロント、茶せんの照明…お茶づくしの「ホテル1899東京」へ潜入(3/3)

2018/12/20 12:00 satomin satomin


■客室に置かれた4種類の日本茶やアメニティも充実

龍名館の専務取締役 濱田裕章氏が「ハードだけでなくソフトにもこだわった」と言うホテルは、アメニティ、バスタオル、スリッパなども選び抜かれたものが揃います。


客室には緑茶成分入りのホテルオリジナルのシャンプーやボディーソープ、ハンド&ボディーローションが用意されています。


▲ホテルオリジナル バスアメニティー(シャンプー、コンディショナー、パス&シャワージェル)


タオルやバスタオルも厚めでふかふか。


▲ホテルオリジナル ハンド&ボディーローション/タオル


アメニティーも豊富。


▲アメニティー


客室に用意されているルームウェアには一芯二葉の刺繍が!お茶好きならぜひ着て眠りたいところ。


▲ホテルオリジナル ルームウェア



客室には「1899」ブランドのお茶10種(煎茶、玉露、和紅茶、番茶など)から日替わりで選ばれた4種類の日本茶が置かれています。



この日置かれてたお茶は、和紅茶×ゆず「清らか」、狭山和紅茶「紅優香」、「江戸番茶」、玉露「八女の水出し玉露」の4種。
いずれもティーバッグ(2g×1P)。製造者は埼玉狭山の宮野園。
2階のショップでも販売されているので客室で飲んで気に入ったら購入も可能です。



ホテルオリジナルのお水、急須と湯飲みも用意されているので、いつでも美味しいお茶が飲めます。


▲客室に置かれた茶器もお洒落


お湯を沸かすのは高機能電気ケトル「バルミューダ」!




寝具もエアウィーヴの高反発マットレスと京都西川の羽毛枕などこだわりのものを採用されています。


▲スタンダードダブル

他にも無料スマホ「handy」、客室内タプレットが各客室に設置され、東京滞在がより便利に。



「ホテル1899東京」は龍名館の3軒目のホテルです。

ミシュランガイドの高評価を得る2軒のホテル(ホテル龍名館お茶の水本店、ホテル龍名館東京)運営ノウハウを活用して運営されています。

「ホテル龍名館お茶の水本店」の1階には、抹茶ビールでも知られる「RESTAURANT 1899 OCHANOMIZU」があり、各メディアでも取り上げられています。
百十余年、神田お茶の水で営業してきた龍名館。地域に貢献する場所でありたいという思いのもと、お茶の水の地名の由来でもある「お茶」をテーマにしたレストラン「RESTAURANT 1899 OCHANOMIZU」が創られました。

今回新しいホテルを開業するにあたり、お茶をテーマにしたレストランから、お茶をテーマにしたホテルへと続く流れがあったと、龍名館の専務取締役 濱田裕章氏は言います。





お茶をテーマに、旅館時代から続く高品質なおもてなしと、世界的な建築デザイン会社のデザインが融合された「ホテル1899東京」。
日常の延長の中で、さりげなく日本のお茶文化に触れることができます。

それは、ホテルだけでなく、1階のレストラン&デリでも同じです。



▲「日本茶」をテーマにしたレストラン&デリカテッセン「DELI&BAR1899東京」



▲「日本茶」をテーマにしたレストラン&デリカテッセン「DELI&BAR1899東京」


「DELI&BAR1899東京」は12月20日~ディナー営業、1月16日~ランチ・カフェ営業を開始し、宿泊客以外の一般での利用も可能です。
「DELI&BAR1899東京」の詳細はコラム前編で。実食レポあり。

「お茶」がテーマのホテルが新橋に開業!抹茶やほうじ茶を使ったレストラン&デリにも注目【実食レポ】
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日本のお茶文化を現代風に解釈しデザインされたホテルとレストラン&デリは外国の方にも喜ばれそうですが、日本人にとっても新鮮です。

温故知新「故(ふる)きを温(たず)ねて新しきを知る」とは逆に、
現代にリスタイルされたお茶文化に触れて、昔から培われてきたお茶文化を改めて振り返る機会になるのではないでしょうか。




・ホテル1899東京
住所:東京都港区新橋6丁目4番1号
客室数:63室(2人1室タイプ)
客室料金:1泊2万3000円~4万5000円
ホームページ:http://1899.jp/hotels/tokyo/


(satomin@お茶ライター Teawriter)

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