何かと話題の築地へ行ってみた ~築地で食べる至極の朝ごはん 場内編~
早起きして、築地で朝ごはんを食べよう
二日目:今度こそ!場内に潜入
前回は、午前3時半に起きて築地へ出かけたにも関わらず、まさかの休市日に当たってしまった。
翌日、私は再度早起きをし、築地へと向かった。さすがに二日続けて自転車で向かう体力などなく、今回は電車での移動になった。
始発で向い、到着したのは5時20分。自転車のほうが早いんだな…
駅を出て、今度は正門に向かう。よかった…今日はやっているようだ。さっそく場内へ潜入し、朝メシを食える店がある魚河岸横丁へと向かう。
場内は所狭しとトラックやカートが走り回る。狭い路地でさえもカートが侵入してくるのには驚いた。とにかくすごい活気だ。こんだけ活気があるのにパパッと移転なんてできるものなのだろうか…
さて、お店が立ち並ぶ魚河岸横丁の様子はというとこんな感じだ。
料理店だけでなく、乾物や調理用具、野菜など様々なものが売られている。
まずはぶらぶらとお店を見て回る。人気店らしいお店の前では行列が出来ていた。とある海鮮丼のお店では通りには収まりきらない人の列。並んでいる人の8割が外国人観光客のようだった。事前に調べたいくつかの人気店の様子を伺ってみる。
うなぎの名を関していながら一番人気が海鮮丼という、「うなぎ米花」というお店の前には、多少の人の群れが見られた。
少し離れた場所にある「岩佐寿司」は中に人はいるものの、そのまま入れそうだった。ちなみに、この岩佐寿司がある並びに件の吉野家一号店がある。
寿司というのも悪くない気がしたが、朝から寿司というのも違う気がしてスルー。かといって海鮮丼というのも…
結局、筆者は様々な魚を扱った定食が食べられる「かとう」というお店に入ることにした。
注文したのは「刺身盛り合わせ定食」、お値段1500円(税込)。出てきたのがこちらだ。
鮮度の良い刺し身はまぐろの赤身に、はまち、イカ、アジ、ホタテ。それに味噌汁とお新香、ごはんが付いてくる。
新鮮な魚はこれほどうまいのか、と感動した。なかでもうまかったのがマグロの赤身だ。筆者はこれほど角がピンとたった赤身をこれまで食べたことがない。同じ赤身でこうまで違うものなのかと感じた。
上がりを飲み、一息ついて、朝の光りを浴びながら、筆者は仕事場へと向かうのであった。
まとめ
結果的に二日がかりになってしまった今回の体験レポだったが、結果は大満足だった。うまい朝ごはんに、東京ではあまり感じることができない市場の熱気も相まって、一日の活力をしっかりと受け取ったような気がする。その反面、市場が休みだった一日目は一日中、身体が重かったわけだが…
最終的にごはんを食べた「かとう」さんはその他にもメニューが豊富で、もう一回行って、次はあれを食べたい!という欲にかられるお店だった。ちなみに筆者が狙っているのは「クロムツの塩焼き定食」だ。
早起き慣れしていない筆者には少々辛い、プチエクストリーム出社となったわけだが、思いの外、眠くなく過ごすことができ、いい気分だった。
みなさんもぜひ、興味があったらやってみてほしい。朝の動きの良さが全然違うぞ!(ただし、市場が休みの場合は疲れが倍になるのでご注意…)
揺れに揺れている築地市場ではあるが、こんなときでも市場には活気があふれ、観光客が集まっている。こんなステキな場所に悪評が立つのは残念でならない。移転するならするでよいのだが、都民のオアシスを奪うことがないようにだけはしてもらいたいものだ。
今度は取材など抜きにして、個人的にもう一度市場に足を運んでしまおうかと考えている筆者なのであった。
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