〇〇は展覧会の大きな楽しみの一つです!

2022/2/27 12:20 yamasan yamasan

こんにちは、いまトピアート部のyamasanです。

今回は、数ある展覧会オリジナルグッズの中でも確固たる地位を築きつつある(?)「アート系ガチャガチャ」をご紹介したいと思います。


持ち歩いて楽しむゴッホ作品


昨年(2021年)9月の東京都美術館に始まり、福岡市美術館、名古屋市美術館と巡回している「ゴッホ展 響きあう魂 ヘレーネとフィンセント」は開幕以来の大盛況で、日程の都合をつけたらその日の予約が埋まっていたということが続いてなかなか行かれなかったのですが、東京都美術館で夜間開館の時にようやく行くことができました。

東京都美術館で開催していた時の広告

ゴッホの修業時代の苦労がしのばれる素描、版画や、ごてごて厚塗りのゴッホらしい晩年の油彩画を見て、満ち足りた気分でミュージアムグッズを眺めながら帰ろうとしたところ、ミュージアムショップの出口のところで見てはいけないものを見てしまいました。

それはゴッホ作品のガチャガチャマシーン

散財しないで帰ろうと思っていた矢先ですが、ガチャガチャファンとしてはここを素通りするわけにはいきません。

マシーンの横には親切にも千円札の両替機が設置されていました。

種類は2つで、ゴッホ作品の缶バッチとラバスト(「ラバーストラップ」の略称=ラバー材質でストラップがついたグッズをこう呼ぶそうです。初めて知りました。)。

私がトライしたのはラバストの方でした。
部屋の中でフックなどにぶら下げてもいいですし、ザックなどに付けて外出するときにいつも持ち歩くこともできます。


ラインナップは全部で6種類。
上の写真奥の右から《サント=マリー=ド=ラ=メールの海景》《夜のプロヴァンスの田舎道》《黄色い家(通り)》、手前右から《サン=レミの療養院の庭》《レストランの内部》《悲しむ老人(「永遠の門にて」)》。いずれもゴッホ作。

一つひとつは5cm×4cmの小さなものですが、展覧会のメインビジュアルもになっている《夜のプロヴァンスの田舎道》をアップにしてみてもこれだけの出来映え。
「ごてごて厚塗り感」も伝わってきます。


点描に挑戦した《レストランの内部》もこのとおり。この部分が点描かな、というのがわかります。


ガチャガチャマシーンは展示会場のミュージアムショップに設置されているので、ゲットするなら名古屋市美術館(2022年2月23日~4月10日)へGo!
https://gogh-nagoya.jp/index.html


フェルメールのようでフェルメールでなく、モネのようでモネでない作品


こちらは家電量販店のガチャガチャコーナーで見つけた西洋絵画のシリーズ。

一瞬フェルメールの《真珠の耳飾りの少女(青いターバンの少女)》のように見えますが、実はフェルメール作品ではありません。


こちらもモネの《日傘をさす女》のようで、モネの作品ではありません。


実は初めて知ったのですが、これは母親と息子と娘、親子3人のアートユニットアーブル美術館が名画をモチーフに制作した作品なのです。

アーブル美術館の活動は今年で10年目を迎え、総制作数も700点になるとのこと。
展覧会も開催されていることがわかりました。

大野城心のふるさと館「開館3周年記念特別展「アーブル美術館展-親子でつくるアートな世界-」http://onojo-occm.jp/index.html



すべてアーブル美術館の作品で、それぞれモチーフにした作品は、右からゴッホ《ひまわり》、モネ《日傘をさす女》、フェルメール《青いターバンの少女》、ルソー《人形を持つ子供》、クリムト《接吻》。
アーブル美術館 大贋作展

今回のラインナップはここに紹介した5種類ですが、アーブル美術館の他の作品も気になるので、新たな作品がガチャガチャに加わったらぜひトライしてみたいです。

台座付きですので、卓上の飾りにもピッタリ!



座るムーミン、寝るムーミン、人気のムーミンキャラクターが勢ぞろい


子どものころテレビでよく見ていたムーミンは今でも根強い人気があって、これまでにも全国各地でムーミンの展覧会が開催されて大盛況で、現在でもムーミンコミックス展が全国を巡回してます。

ムーミンコミックス展⇒https://moomin-comics.jp/index.phpttp://onojo-occm.jp/index.html

そして、地元の家電量販店のガチャガチャコーナーでもムーミンキャラクターをたくさん発見しました。

こちらはパソコンの端にちょこんと座るムーミンキャラクターたち。
座るムーミン(©Moomin Characters™)です。


上の写真右から、「ムーミンパパ」「スナフキン」「ムーミン」「ティーティー=ウー」「飛行おに」。

独特の風貌と大きな体でひときわ目立つのは「飛行おに」。


見た目は怖そうですが、みんなの願いをかなえてくれる優しいキャラクターなのです。

こちらはぎゅっと抱きつき ケーブルカバー2(©Moomin Characters™)のクリップダッス。

抱きつくというか、必死にしがみついているようで、とても可愛らしいキャラクターです。


全部で6種類あるのですが、「座るムーミン」をコンプリートするだけで力尽きて一つだけしかゲットできませんでした。
ご興味ある方はぜひコンプリートしてみてください。
発売元はどちらもキタンクラブです。

座るムーミン⇒http://kitan.jp/products/suwarumoomin/

ぎゅっと抱きつき ケーブルカバー2⇒http://kitan.jp/products/moomin_cable2/

ムーミンキャラクターはこれだけではありませんでした。
こちらはタカラトミーアーツのおやすみムーミン(©Moomin Characters™)


ゲットしたのはムーミントロールですが、全部で5種類あります。

おやすみムーミンhttps://www.takaratomy-arts.co.jp/items/item.html?n=Y881077

これで今回分のガチャガチャグッズを全部ご紹介できました。
それではみなさま、おやすみなさい。


4年前にいまトピで連載をいただいて以来、ガチャガチャを中心に紹介した記事は今回で9本目になりました。
すべてリンクを貼っているとかなりの分量になってしまうので、この中から3本をピックアップして紹介したいと思います。

ガチャガチャでアートを楽しもう!
https://ima.goo.ne.jp/column/article/5800.html

【#麒麟を待つ】麒麟ロスは〇〇で乗り切ろう!https://ima.goo.ne.jp/column/article/8417.html

【本邦初公開】洛中洛外図屏風が立体になった!https://ima.goo.ne.jp/column/article/9985.html