とうとう初の女性総理に!『総理の夫』主演・中谷美紀がなぜか政治ドラマの出演が多い理由がわかった!

2021/9/22 22:00 龍女 龍女

①最年少市長を演じた『恋するトップレディ』
中谷美紀の俳優としての経歴を辿っていくと、何故か政治ドラマの出演が多い。


(ドラマのDVDから引用 イラストby龍女)

比較的初期の出演作品である『恋するトップレディ』(2002年1月~3月フジテレビ)は、地方都市の市役所が主な舞台である。
この作品で中谷美紀は、父親が市長で任期途中で急死したために立候補する羽目になり、最年少の25歳の女性市長に当選してしまった織原ちはるを演じている。
主人公が無知であるために、地方自治の仕組みを視聴者に説明する助役や市会議員が登場する啓蒙的な内容の脚本になっている。
実は『ウォーターボーイズ』と『HERO』の要素を地方自治と女性問題に置き換えた設定の娯楽作となっている。

初期の代表作『ケイゾク』(1999年1月~3月TBS)では、刑事であったが役名が『太陽にほえろ!』の松田優作が演じたジーパン刑事こと柴田純と同姓同名なのである。
それまで男性がやっていたことを女性がするとどうなるか?
と言うドラマの企画にふさわしい人材であるのかもしれない。

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