とうとう初の女性総理に!『総理の夫』主演・中谷美紀がなぜか政治ドラマの出演が多い理由がわかった!

2021/9/22 22:00 龍女 龍女

今回のコラムの主役は、中谷美紀(1976年1月12日生れ)である。
我が地元、東村山市が産んだ大物俳優である。
ちなみに筆者とは同い年だが、学年的には一つ年上。
同じ市内の筆者の出身中学校とは違うが、大まかにどの辺の地区の住人か推測が出来る。

秋分の日の9月23日に公開される映画『総理の夫』で日本初の女性総理・相馬凛子を演じる。
あらすじを読むと、実現しそうな多数与党からの初の女性総理ではなく、少数野党所属からの総理指名という、政治に詳しい人なら普通は滅多に出てきそうにない設定だ。
今年公開される映画の原作としては2作目(前に公開されたのは『キネマの神様』)となる原田マハ(1962年7月14日生れ)の小説だと言う。
芸術に関する評論や小説の人というイメージがあった原作者だったので、名前だけ知っている素人として政治に関する著書もあったことは知らなかった。
調べている最中、原田マハは出生地が東村山の隣、東京都小平市と知った。
これは筆者の出生地と同じだ。
勝手に身近に感じてしまう。
小平市は、武蔵野美術大学(筆者はちなみに彫刻科受験して落ちました)があるので、アートが非常に身近な存在なのだ。
原田マハは小学校高学年の時に岡山の方へ引っ越しているそうだ。

ところで筆者の原田マハ周りの読書で連想するのは、兄の小説家・原田宗典が書いたエッセイの何かで、
「犬のウンチョス」
と言うフレーズが強烈だったという、ろくでもない記憶である。

それが、中谷美紀の出演作品とどういう関係があるのか?
キーワードは読書体験と政治の関係である。

    次へ

  1. 1
  2. 2
  3. 3
  4. 4