【秋を200%楽しむ!】アート作品から本のしおりを作る『芸術×読書の秋』

2020/9/25 19:50 明菜 明菜

■用意するもの
・しおりにしたいチラシ
・鉛筆またはシャーペン
・消しゴム
・三角定規1組
・はさみ

■チラシを切り抜く手順
①切り抜く位置をイメージする
先に切り抜き終わった状態をイメージしておきましょう。以下のどちらかの図になるので、チラシの柄に応じて都合の良い方を選んでください。



しおりの表・裏に現れる柄は、青色の部分となります。なので、見えるようにしたい柄が網掛け部分に入るように、紙を正方形に切らないといけないわけですね。

②三角定規を当てて印をつける
先に表の三角形の部分を決め、印をつけます(赤線)。三角定規の90°の角を当てがい、鉛筆で薄く線を引いておきましょう。



※画像では分かりやすさのため、油性ペンで赤線を引いています

2辺の長さは、3.5〜5センチが良いと思います。必ず等しい長さで、二等辺三角形を作ってくださいね。

あまり小さすぎても大きすぎても、しおりとして不便です。3.5〜5センチの間で好きなサイズにすると丁度良くなると思います。

③直線を延長する
三角形の辺を延長して、クロスを作ります。



伸ばした線も、三角形の辺の長さと同じになるように、印をつけておきましょう。

④平行な直線を描いて正方形を完成させる
三角定規を1組使って、クロスに平行な直線を引き、正方形を完成させます。



外側の正方形に沿ってはさみでチラシを切れば、しおりのための折り紙が完成!目印につけた鉛筆の線が気になる人は、消しゴムで消してください。

■あとは折るだけ!
あとは折るだけです!外側に出したい柄が内側に折り込まれないよう、気をつけながらお願いします。

折り方はこちらのサイトをご参考くたさい(再掲)。
簡単な手作りしおりの作り方!好きな折り紙を用意するだけでOK



なお、チラシが強く擦れると色が本に移ってしまうかもしれません。擦れる部分にテープを貼っておくとベターです。

■しおりが完成!
ちょうど秋の展覧会が始まるシーズンでチラシがたくさんあったので、色んなバリエーションでしおりを作ってみました。



本の内容や表紙の印象に合うしおりを選ぶのも趣ありますね!



大きく柄を出したいなら、表と裏を反対に扱っても良いと思います。



■【まとめ】美術館のチラシをしおりに活用しよう!
ワクワクする工作の記事になりましたね。美術館のチラシは眺めるのも楽しいですが、しおりにして文庫本と一緒に持ち歩くのも、粋ではありませんか?

一般家庭における三角定規の保有率が気になるところですが、無かったら知恵を絞ってですね…何かしらの角で代用していただければ。

芸術の秋と読書の秋を同時に味わえるグッズができるので、お試しくださいませ。

なお、KINさんのようにチラシをひたすら集めるのもアリです。
【これはカッコいい!】2019年展覧会チラシデザイン10選発表


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