【旅に出よう!】ミュージアム好きのための箱根めぐり(交通情報)

2019/7/25 21:00 KIN KIN


箱根の交通



箱根には登山電車、バス、ケーブルカー、遊覧船など様々な交通機関を乗り継ぎ目的地へ向かうことが出来ます。もちろん自動車で山道のドライブを楽しむことも出来ます。「箱根湯本」から出発して山を登り、左回りでぐるっと向かうルートを見てみましょう(もちろん逆廻りも可能です)。


OpenStreetMap


【箱根湯本】から【宮ノ下/小涌谷/強羅】エリアへ(MAP ①→②/③/④)


チャコさんによる写真ACからの写真

このルートの場合は箱根登山電車、バス、自動車などで山道を登り「宮ノ下」、「小涌谷」、「強羅」へ向かいます。箱根登山電車の場合はスイッチバックという方式で急な坂を登っていくのがポイントです。



【仙石原】エリアへ(MAP④→⑤または①→⑤)


mkrockさんによる写真ACからの写真

このエリアへは自動車かバスで「強羅」から向かうか、または「宮ノ下」から(「小涌谷」や「強羅」を経由せず)直接「仙石原」へ向かうルートがあります。

なお、ここから高速バスも出ていて「新宿」や「東京」から直接「仙石原」へ乗り込むことも可能。美術館を観てそのまま都内へ帰りたい時などにも便利です。



【大涌谷/桃源台/湖尻】エリアへ(MAP④→⑥→⑦または⑤→⑦)


くろてんさんによる写真ACからの写真

「強羅」からケーブルカー経由でロープウェイで芦ノ湖の北側「桃源台」へ向かうルートですが現在はロープウェイが運休となっていてその区間は代行バスが動いています。自動車の場合は「大涌谷」周辺のみ立ち入り禁止ですが、「強羅」から「桃源台」「湖尻」方面へ現状は問題なく通り抜け出来ます。「仙石原」から車やバスで移動も出来ます。



【箱根町/元箱根】エリアへ(MAP⑦→⑧)


シロップさんによる写真ACからの写真

芦ノ湖北側の「桃源台」港/「湖尻」港から船でこの南側エリアへ移動出来ます。2種類の船が出ていて伊豆箱根遊覧船(芦ノ湖遊覧船、「桃源台」港には寄りません。箱根町へは「箱根関所跡」港という名称になります。)、箱根観光船(箱根海賊船、「湖尻」港には寄りません)のどちらかを選択することになります。また、自動車なら「桃源台」/「湖尻」方面から湖畔を通って行き来も可能です。



【箱根湯本】への戻り(MAP 青ライン)


さとう志紀さんによる写真ACからの写真

「箱根町」や「元箱根」から自動車やバスで「宮ノ下」を経由して「箱根湯本」へ戻るルートがメインとなりますが、帰り道が混雑する時があります。

その場合は旧東海道を通って「見晴し茶屋」経由で「箱根湯本」へ向かうと言うルートもあります。ただしこのルートは曲がりくねった坂道で道路幅が狭いところもあるので運転に慣れた人向けかもしれません。曜日や時間によってはこちらルートも混まないとも限らないです。箱根新道を使って「小田原」へ直接行くルートも良いかもしれません。



箱根を各種交通機関で廻る時にはお得な切符が出ているのでそれらを利用するのがよいと思います。以下の2つのフリーパスが代表的ですが、それぞれ違う会社の切符のため、乗ることが出来るバスの系列が違います。乗るときに気をつけましょう。

また、美術館が多い「仙石原」方面と「強羅」や「小涌園」周辺をまわるには箱根登山バス(箱根登山鉄道系列)の「観光施設めぐりバス」を使うのが良いかもしれません。

箱根フリーパス
https://www.odakyu.jp/ticket/couponpass/hakone/
箱根登山鉄道系列の交通機関(登山電車/箱根登山ケーブルカー/箱根ロープウェイ/系列バス/海賊船など)が2日間または3日間乗り放題。小田急線の往復割引切符もついてきます。

箱根バスフリー・箱根旅助け
http://www.izuhakone.co.jp/bus/coupon/
伊豆箱根バス系列(系列バス/遊覧船など)の交通機関を2日間乗降り自由の切符。

観光施設めぐりバス路線図
https://www.hakone-tozanbus.co.jp/info/bus/hakone_rosen/sm_line/

他にも路線限定したお得な切符もあります。箱根の宿泊があまり空いていない時には海側の「湯河原」エリアや「熱海」エリアで1泊するという手も。自動車の場合は芦ノ湖の西側を通っている芦ノ湖スカイラインまで足を伸ばして絶景を楽しむのも良いかもしれません。



箱根には他にも様々なミュージアムがあります。火山活動で生まれたダイナミックな自然を楽しむ博物館的な施設なども多いです。観光地ではありますが、単純に美術館巡りをするだけでも都内に負けておりませんね。温泉も入ることができるのだから言うことなし!今年の夏は箱根を目指しましょう。
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