「ル・コルビュジエ 絵画から建築へ—ピュリスムの時代」5月19日まで(1/3)

2019/4/10 10:00 aya aya


「国立西洋美術館開館60周年記念 ル・コルビュジエ 絵画から建築へ―ピュリスムの時代」が、2019年2月19日(火)から5月19日(日)まで、東京・上野の国立西洋美術館本館にて開催されています。



近代建築の巨匠ル・コルビュジエが設計し、2016年にユネスコ世界文化遺産に登録された国立西洋美術館本館。開館60周年を記念して開催される本展は、若きシャルル=エドゥアール・ジャンヌレ(ル・コルビュジエの本名)がパリで「ピュリスム(純粋主義)」の運動を推進した時代に焦点をあて、絵画、建築、都市計画、出版、インテリア・デザインなど多方面にわたった約10年間の活動を振り返ります。

ル・コルビュジエが世に出た時代の精神を、日本で唯一彼自身が設計した世界遺産建築の中で体感できる、またとない機会となっています。


●みどころ

展示は、国立西洋美術館本館の中心となる「19世紀ホール」から始まります。



三角形の天窓からやわらかな光が差し込む吹き抜け空間に、ル・コルビュジエ建築の模型が展示されています。1階の「19世紀ホール」では、低天井エリアの展示映像を除き、建物の内観と模型の写真撮影が可能です。



作品を眺めながらスロープを上って、2階の展示室へ。



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