【本格的】進化がすごい!2018年注目のペットボトルのお茶5選

2018/12/26 14:00satominsatomin


こんにちは。365日毎日お茶を飲むsatominです。

ペットボトルのお茶は美味しくないなんて一昔前。
いまやペットボトルのお茶もその概念を覆すほど美味しくなっています。

そんなペットボトルのお茶の中から、お茶ライターのsatominが今年2018年に出会った注目のお茶をご紹介します。
実際に飲んで「ペットボトルの域を超えている」と思ったものばかり。ぜひ参考にしてみてください。





茶摘みの朝月緑茶(丸七製茶株式会社)
加賀棒茶 ほうじたて(ハイピース)
アールグレイ 無糖(セブンプレミアム)
綾鷹 特選茶(コカ・コーラシステム)
しまんと紅茶(ナチュラルローソン)





■茶摘みの朝月緑茶(丸七製茶株式会社)[緑茶/コールド]

お次は茶処静岡県にある「ふじのくに茶の都ミュージアム」を訪れた際に出会ったお茶の「茶摘みの朝月緑茶」です。


▲左:「茶摘みの朝月緑茶」/右:「太陽と風香る緑茶」

「茶摘みの朝月緑茶」の価格は税込み238円(500ml)と、若干お高い…
というのも、国産茶葉の一番茶を100%使用しているから。




パッケージには丸に「七」のロゴが。これは静岡県藤枝の丸七製茶のロゴです。
丸七製茶は以前コラムでも紹介した“世界で一番濃い抹茶ジェラート”で有名な「ななや」も運営している会社です。

2018年の3月24日にオープンした「ふじのくに茶の都ミュージアム」への出店を記念して、日本の茶農業のサスティナビリティに貢献することを目的としたペットボトルのお茶2種が発売されました。ミュージアムショップにて購入可能。


グレードの異なる茶葉を使用した2種類のペットボトル緑茶。



1つは「太陽と風香る緑茶」、1本130円、140円(税込み)。静岡県産やぶきた種の初夏摘み二番茶と秋番茶が使用され、優しく強く焙煎することで生まれる香りを活かし、暖かな陽射しを感じる太陽の香りをイメージした商品です。




そしてもう1つは「茶摘みの朝月緑茶」、1本220円、238円(税込み)。国内生産の0.005%未満と非常に貴重な品種「藤枝かおり」を主原料に、厳選7種の一番茶のみをブレンドした贅沢なお茶です。藤枝かおりは緑茶に製茶した際、藤の花のような華やかな花香がする品種です。

一番茶の美味しさと、藤枝かおりなど品種の華やかな香りが芳しい、ペットボトルとは思えない至高のお茶になっています。

ちなみに、ペットボトルの緑茶の多くは、一番茶よりも安価な秋番茶や二番茶が原料茶葉として使用されることが多く、一番茶はあまり使われていないのが現状です。


このコラムを書こうと思ったきっかけにもなったお茶です。
出会った時、このお茶をまとめ買いしたい!と思ったのですが、旅先だったのであきらめました。
「ふじのくに茶の都ミュージアム」を訪れたらぜひ味わってみてください。

送料はかかりますが「茶摘みの朝月緑茶」24本で税込5,400円、「太陽と風香る緑茶(500ml)」24本で税込3,240円でネット販売もあります。



■加賀棒茶 ほうじたて(ハイピース)[ほうじ茶/ホット]




ナチュラルローソンで販売していた「加賀棒茶 ほうじたて」。
石川県加賀市の創業文久三年の老舗「丸八製茶場」との共同開発された、国産茶葉100%のほうじ茶です。





加賀棒茶は加賀の名産品で、棒=茎の部分を浅炒りで仕上げた香り豊かなほうじ茶です。
フタをあけた時の芳ばしい香りに「これは違うな」と思わされる一品です。


▲水色は鮮橙赤色、透明度も高いです

飲むとえぐみや渋み、苦みなどの雑みがないクリアでやさしい味わい。
ほのかな甘みと、最後に喉の奥から回る甘く芳ばしい加賀棒茶特有のフレーバーが秀逸です。

製造者は名古屋にある盛田株式会社。製造所は福井県丹生郡越前町と、丸八製茶場のある石川県加賀とは近い地域。




余談ですが、筆者が金沢を訪れた際、街のコンビニや自動販売機、駅の売店などでほうじ茶のペットボトルを探してみたのですがまったく見かけず。現地ではペットボトルではなく茶葉から淹れて飲んでいるのでしょうか…。
帰ってきた東京で加賀棒茶のペットボトルに出会えたのは嬉しいですが若干複雑な心境…。

とはいえ、北陸の銘茶加賀棒茶のほうじ茶をお手軽にペットボトルで飲めるのは便利ですね。見かけたらぜひ試してみてください。



■アールグレイ 無糖(セブンプレミアム)[紅茶/コールド]





セブンイレブンのプライベートブランド「セブンプレミアム」の「ウバ茶葉の本格的な香り アールグレイ」は、パッケージは非常にシンプルですが、その香りは本格的。

ウバ茶葉29%以上使用し香りが高く、ベルガモットの柑橘系の香りの後に、ウバ特有のメンソールの香りが余韻として残ります。
無糖ですが常温で飲むと紅茶のほのかな甘みが感じられます。渋みが抑えられスッキリとした味わいです。


▲水色は淡い赤褐色。透明度が高い


ネットでも、

・最近どハマり中のセブンのアールグレイ
・セブンイレブンの「アールグレイ 無糖 500ml」がお気に入りです
・セブンイレブンのアールグレイが美味しくてビックリした!!
・大好きなセブンイレブン限定の午後の紅茶アールグレイ。販売しなくなったら大変なので、せっせと毎日2本ずつ買ってる。
・セブンイレブンで売っている無糖アールグレイがありがたい。紅茶の気分だが甘さは要らないというときに。香りと渋味のバランスも結構好き。

と好評。





ラベルには「販売者 キリンビバレッジ株式会社」と記載されています。
この商品はセブン&アイグループと、キリンビバレッジ(株)の共同開発商品です。

パッケージはシンプルですが、中身の紅茶は「午後の紅茶」を手掛けるキリンビバレッジさんとの共同開発ということで、美味しさにも納得です。



■綾鷹 特選茶(コカ・コーラシステム)[緑茶/コールド]



9月24日に発売された「綾鷹 特選茶」。緑茶ブランド「綾鷹」の“Wトクホ”の特定保健用食品(特保)の緑茶です。

「綾鷹 特選茶」は、植物由来の食物繊維・難消化性デキストリンの働きにより、脂肪の吸収を抑え、糖の吸収をおだやかにする2つの働きをもちます。
血中中性脂肪が高めの方や、食後の血糖値が気になり始めた方に最適なお茶です。


▲水色はにごりのある濃い黄緑


そんな体にいいもの、トクホのお茶なんて機能ばかりで美味しくないんでしょ?
と、思ってしまいますよね。
筆者もそう思っていましたが、さすが創業450年の京都宇治の老舗茶舗「上林春松本店」!
飲んでみたら、宇治茶の深い味わいと旨みが感じられ、いや普通に美味しいし!と、トクホであることを一瞬忘れてしまうほどです。




お茶本来が持つ渋み苦み旨みが感じられるお茶に仕上がっています。
温度帯を常温に近づけるとよりその味わいをより感じられるので、冷やしすぎずに飲んでみてください。


他の綾鷹同様、「綾鷹 特選茶」も上林春松本店の協力のもと開発されており、老舗茶舗が生み出す旨みのある豊かな味わいを持つお茶になっています。

それを叶えたのが、室町時代から続く茶師の合組(ごうぐみ)の技。
数百種類の産地や蒸し具合などが異なる茶葉を試し、最終的には、茶葉や淹れ方の異なるお茶十種類の組み合わせでようやく味が完成。
「綾鷹 特選茶」の味を作りあげるまで1年以上もの期間がかかったというから開発の苦労がしのばれます。





美味しいお茶が飲みたい!脂肪や血糖値とかも気になる!両方の要望を満たす夢のようなお茶です。

これからの年末年始の宴会シーズン、パーティー、お正月料理と、脂肪と糖の摂取が多くなりがちですが、食事と一緒に飲んでおけば何かと安心です。



■しまんと紅茶RED(ナチュラルローソン)[紅茶/コールド]



ネットで美味しいという口コミを見かけ購入した「しまんと紅茶RED」。

しまんと紅茶の「しまんと」とは四万十川のこと。四万十川が流れる高知県高岡郡四万十町で作られた四万十茶葉100%使用した和紅茶です。





ボトルには、「しまんと紅茶RED」にまつわるストーリーが記載されています。

「しまんと紅茶は初夏の茶葉でつくります。急斜面の段々畑なので茶摘みは手刈り。
新鮮な茶葉を丸めるように柔らかく揉み、天然の発酵力を自家発酵で引き出すと、茶葉は紅く染まり、甘い香りがしてきます。
40年くらい前、四万十では紅茶をつくっていました。その頃と同じ味わいになっているかは分かりませんが、揉み加減や発酵の時間などを人の五感で調整する。昔ながらの手づくりで仕上げた紅茶です。「しまんとレッド」と呼んでください。」


読んでいると、茶樹が育った自然豊かな四万十の風景が目に浮かんでくるようです。

美味しいお茶の葉が育つ条件として川の流域にある茶畑というのがあります。川から発生した霧が茶葉の育成によいとされています 四万十川の霧が美味しいお茶を作っていると考えると自然の恩恵に感謝したくなります。



▲水色は濃い赤茶色


砂糖不使用とボトルに記載がありますが、砂糖を使っているかと思ってしまうような茶葉由来の甘みを感じられる紅茶です。




よく冷え状態だと味を感じづらいので、常温で飲むのがおすすめ。
ほんのり甘みのあるやさしい味わいにほっこりします。



もちろん他にも美味しいペットボトルのお茶はあるとは思いますが、今年筆者が飲んだ中で、頭一つ抜けていると感じたお茶をご紹介しました。
店舗で探しまわらなくても、Amazonや楽天などネットで購入できるので便利です。もし気になったお茶があればポチってみては。


数年単位でペットボトルのお茶のクオリティもあがってきています。
原料や抽出方法、充填方法、ペットボトルの形状など様々な工夫がなされ、毎年新商品が発売されています。

来年もペットボトルとは思えないお茶や、高見え(?)するペットボトルのお茶など、様々なお茶が登場するのを期待しています。
今年もあと僅かですが、よいお年をお迎えください。

そして、お正月にはぜひその年の無病息災を願って飲む縁起のよいお茶「大福茶」もよろしければ、ぜひ。
「大福茶」詳しくはこちら


(satomin@お茶ライター Teawriter)