全長4mを超える「光るぞう」が銀座に出現!(1/2)

2018/12/18 12:00 Tak(タケ) Tak(タケ)

昔むかし、「冬の王国」と「夏の王国」がありました。 「冬の王国」は、一年中冬です。 オーロラの下で氷のクリスタルがキラキラ輝きます。 王様は「冬の王国」が、世界で一番美しく幸せな国だと 思っていました。

「夏の王国」は、一年中夏です。 緑の木々が生い茂り、さまざまなフルーツが実ります。 王様は「夏の王国」が世界で一番豊かで幸せな国だと 思っていました。

この2つの王国は、地球の反対側にあったので、 お互いの国をこれっぽちも気に留めたこともありませんでした。
『“Fantastic Gift”~「冬の王国」と「夏の王国」の物語~』より。



12月25日のクリスマスまで期間限定で、フランス人アーティスト Nicolas Buffe(ニコラ・ビュフ)の素敵な創作物語の世界が銀座エリア最大の商業施設「GINZA SIX」で公開されています。

現代アートの世界では、何を表現しているのか皆目見当のつかない作品が多い中、ニコラ・ビュフが手掛けるアートには常に「物語」がベースにあります。

冒頭に引用した『“Fantastic Gift”~「冬の王国」と「夏の王国」の物語~』は今回新たに綴られた物語です。これを元に、アート作品を制作。



ニコラ・ビュフは、ヨーロッパの伝統的芸術作品をベースに、幼少期に影響を受けた日本のアニメなどのサブカルチャーを融合させ、唯一無二の作品を創造するアーティストです。

原美術館で2014年に開催された「ニコラ ビュフ:ポリフィーロの夢」展では、彼が幼少期にパリでテレビ放映され夢中になった「宇宙刑事ギャバン」の影響が反映された不思議な魅力に満ちた展覧会でした。

彼が描き出す愛らしいビジュアルは 大人から子どもまで物語の世界に引き込まれます。




ニコラ・ビュフ(Nicolas Buffe) プロフィール

1978 年フランス・パリ生まれ。 ヨーロッパの伝統的な、中世、ルネサンスやバロックの作品を背景に、幼少期に影響を受けた日本のアニメやアメリカ由来のサブカルチャーを見事に融合し、独特の世界観を創造するアーティスト。2007年には活動拠点を東京に移し現在に至る。〝Serio Ludere(真剣に遊ぶ)″のヒューマニスト的概念に基づき、作品には物語と融合した視覚表現や体験が散りばめられている。

この冬、「GINZA SIX」のクリスマスのために誕生した「GIFT」をテーマにした物語には、ワクワク感や驚き、ユーモアに満ちながら、ぞうが贈られた歴史や、国と国の友好がもたらす平和、人を想う温かい社会への憧憬といった思いが込められています。

冬と夏、新旧、西洋と東洋など、異なる要素を対比させて自由にミックスする、ビュフの世界観が「GINZA SIX」の至るところで展開されており、その物語世界に迷い込んだかのような気分にさせてくれます。



それでは、ニコラ・ビュフによる新作『“Fantastic Gift”~「冬の王国」と「夏の王国」の物語~』の世界観を画像で見て行くことにしましょう。

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