ウォーキングと美術館!青山美術館通りを歩こう!!
はろるどです。ちょっと暑いですが、ウォーキングのおすすめです。都内各地に点在する美術館や博物館。それぞれ最寄駅こそ違えども、歩いて行けるところも少なくありません。
その1つが青山美術館通り!ご存知の方が多いかもしれませんね。実は数年前に、骨董通りと六本木通りを結ぶ道路が開通し、サントリー美術館や国立新美術館から、根津美術館や岡本太郎記念館、そして山種美術館が、ほぼ一本の道でつながったのです。
[六本木ヒルズを出発!]
というわけで、早速、歩くことにしました。まず起点に設定したのは、明菜さんの「彫刻が服着る!?巨大クモも小便小僧もオシャレ番長!」でもご紹介のあった六本木ヒルズの66プラザ。ルイーズ・ブルジョワ「ママン」が、手編みの毛糸で包まれていました。ここを出発点に、最短ルートではなく、なるべく美術館に沿いながら、青山美術館通りを利用し、山種美術館を目指すことにしました。
まずは六本木ヒルズを背に、一度、六本木交差点へ。さすがに人出も多いですが、程なく交差点に到着。そして今度は、外苑東通りを北側、つまり乃木坂方向へと歩きます。ちょうど沿道には、5月末に開催される、六本木アートナイトのフラッグが掲げられていました。
[東京ミッドタウンから乃木坂駅方向へ]
するとすぐに右手に現れるのが、サントリー美術館や21_21DESIGN SIGHTのある東京ミッドタウン。デザインに関するプロモーションを行う東京ミッドタウン・デザインハブや、写真歴史博物館を併設したフジフイルム スクエアもありましたね。
また国立新美術館へは龍土町美術館通りが便利です。かつてこの地にあった、麻布龍土町の名が、通りに残されています。細い道ですが、界隈には飲食店がたくさん立ち並んでいますよね。
さて外苑西通りを北上しましょう。ミッドタウンを超え、メルセデス・ミー東京を過ぎると、東京メトロ千代田線の乃木坂駅入口が見えてきます。
正面にはTOTOギャラリー・間の建物が姿を現しました。3、4階部分にギャラリーが入居し、デザインや建築に関する展覧会を開いています。
[都道413号線へ入る~青山霊園を歩く~]
その手前を左に折れましょう。ここからが本番です。都道413号線の標識が見えますね。一路、西へ進みます。ひたすら道なりです。ちょうど千代田線の真上の部分を歩いていきます。
そのまま進んで橋を渡ると、景色が一変しました。青山墓地です。街路樹も生い茂り、深い緑が歩道に迫って来ます。日本初の公営墓地で、現在は約26万平方メートルもあるそうです。墓地だけに人の姿もまばら。緑が多いからか、心なしか風も涼しく感じました。
青山墓地中央交差点を直進し、外苑西通りを渡ると、マンションなどの立ち並ぶ住宅地へと変わりました。しばらくは都道413号線の標識を目印に、まだまだ進みます。
秋山庄太郎写真芸術館が見えて来ました。写真家の秋山庄太郎のアトリエ跡地を用いた芸術館で、秋山の作品の展示をはじめ、コンサートなども行われています。こじんまりとした、雰囲気の良い施設ですよね。
[根津美術館に到達!岡本太郎記念館も至近]
そして到達したのが、根津美術館です。私の足でミッドタウン西の交差点から約15分ほど。国立新美術館やサントリー美術館からも十分に歩ける場所にありました。
続いて根津美術館近くの岡本太郎記念館へ。ここで寄り道して、ちょうど開催中の「太陽の塔 1967―2018」展を見て来ました。手狭な館内ながらも、大勢の人出で、模型だけでなく、塔内再生工事で使われた原型もあり、太陽の塔の足跡と再生について知ることが出来ました。
[青山美術館通りの開通部へ]
一通り観覧した後は、再び根津美術館の前の通りへと戻ります。目の前が南青山六丁目交差点です。ここから六本木通りに面する南青山七丁目交差点までが、まさに青山美術館通りで、近年に開通した箇所でもあります。
首都高速の高架をくぐり、南青山七丁目の交差点をさらに直進すると、坂道が現れました。その降りた部分にあるのが東四丁目交差点です。右へ折れると國學院大學博物館、さらに実践女子学園香雪記念資料館もありますよね。ここまで来れば山種美術館も間近です!
[いよいよ山種美術館へ!]
東四丁目から道なりに坂を上がると広尾三丁目の交差点に到達。この辺はややアップダウンがあるので注意です。いつしか港区から渋谷区へと足を踏み入れていました。
そして目的地の山種美術館に到着!ちょうど「琳派 ―俵屋宗達から田中一光へ」の初日でした。もちろん時間の余る限り堪能したのは言うまでもありません。そういえば、同じくいまトピではKINさんが琳派について「とにかくカッコいい。デザイン好きは必見、それが琳派!」でまとめて下さいました。参考になります!
改めて整理しておきましょう。以下は、行程と実際に歩いた計測時分です。(googleマップの画像は目安です。)なお展覧会の鑑賞時間は除外してあります。
六本木ヒルズ~5分~六本木交差点~5分~東京ミッドタウン前~10分~青山霊園中央~8分~根津美術館~4分~岡本太郎記念館~5分~南青山七丁目交差点~5分~東四丁目交差点~8分~山種美術館
単純に歩いた時間の総計は50分。道なりで約3.5キロでした。信号で停まったり、写真を撮りながらでもあったので、普通に歩くより少し時間がかかったかもしれません。
さらに恵比寿方向へ足を伸ばせば、ガーデンプレイスに東京都写真美術館も位置します。もちろん全ての展覧会を一度に歩いて回るのは現実的ではありませんが、六本木と青山、広尾の美術館を結ぶ青山美術館通り。ウォーキングを兼ねて、一度、チャレンジしてはいかがでしょうか?!(水分補給もお忘れなく!)
[青山美術館通りと周辺にある主な美術館]
森美術館 http://www.mori.art.museum/jp/
「建築の日本展:その遺伝子のもたらすもの」4月25日(水)~ 9月17日(月)
サントリー美術館 https://www.suntory.co.jp/sma/
「ガレも愛した-清朝皇帝のガラス」4月25日(水)~7月1日(日)
21_21DESIGN SIGHT http://www.2121designsight.jp
「写真都市展 −ウィリアム・クラインと22世紀を生きる写真家たち」2月23日(金)〜6月10日(日)
国立新美術館 http://www.nact.jp
「ルーヴル美術館展 肖像芸術」5月30日(水)~9月3日(月)
秋山庄太郎写真芸術館http://akiyama-shotaro.com
「秋山庄太郎 やさしい花写真教室」3月4日(日)~7月1日(日)
根津美術館 http://www.nezu-muse.or.jp
「はじめての古美術鑑賞 漆の装飾と技法」5月24日(木)~7月8日(日)
岡本太郎記念館 http://www.taro-okamoto.or.jp
「太陽の塔 1967―2018―岡本太郎が問いかけたもの」2月21日(水)〜5月27日(日)
國學院大學博物館 http://museum.kokugakuin.ac.jp
「狂言―山本東次郎家の面―」)5月26日(土)~7月8日(日)
実践女子学園 香雪記念資料館 http://www.jissen.ac.jp/kosetsu/
「記録された日本美術史」5月12日(土)~6月16日(土)
山種美術館 http://www.yamatane-museum.jp
「琳派 ―俵屋宗達から田中一光へ―」5月12日(土)~7月8日(日)
東京都写真美術館 https://topmuseum.jp
「内藤正敏 異界出現」5月12日(土)〜7月16日(月・祝)
その1つが青山美術館通り!ご存知の方が多いかもしれませんね。実は数年前に、骨董通りと六本木通りを結ぶ道路が開通し、サントリー美術館や国立新美術館から、根津美術館や岡本太郎記念館、そして山種美術館が、ほぼ一本の道でつながったのです。
[六本木ヒルズを出発!]
というわけで、早速、歩くことにしました。まず起点に設定したのは、明菜さんの「彫刻が服着る!?巨大クモも小便小僧もオシャレ番長!」でもご紹介のあった六本木ヒルズの66プラザ。ルイーズ・ブルジョワ「ママン」が、手編みの毛糸で包まれていました。ここを出発点に、最短ルートではなく、なるべく美術館に沿いながら、青山美術館通りを利用し、山種美術館を目指すことにしました。
まずは六本木ヒルズを背に、一度、六本木交差点へ。さすがに人出も多いですが、程なく交差点に到着。そして今度は、外苑東通りを北側、つまり乃木坂方向へと歩きます。ちょうど沿道には、5月末に開催される、六本木アートナイトのフラッグが掲げられていました。
[東京ミッドタウンから乃木坂駅方向へ]
するとすぐに右手に現れるのが、サントリー美術館や21_21DESIGN SIGHTのある東京ミッドタウン。デザインに関するプロモーションを行う東京ミッドタウン・デザインハブや、写真歴史博物館を併設したフジフイルム スクエアもありましたね。
また国立新美術館へは龍土町美術館通りが便利です。かつてこの地にあった、麻布龍土町の名が、通りに残されています。細い道ですが、界隈には飲食店がたくさん立ち並んでいますよね。
さて外苑西通りを北上しましょう。ミッドタウンを超え、メルセデス・ミー東京を過ぎると、東京メトロ千代田線の乃木坂駅入口が見えてきます。
正面にはTOTOギャラリー・間の建物が姿を現しました。3、4階部分にギャラリーが入居し、デザインや建築に関する展覧会を開いています。
[都道413号線へ入る~青山霊園を歩く~]
その手前を左に折れましょう。ここからが本番です。都道413号線の標識が見えますね。一路、西へ進みます。ひたすら道なりです。ちょうど千代田線の真上の部分を歩いていきます。
そのまま進んで橋を渡ると、景色が一変しました。青山墓地です。街路樹も生い茂り、深い緑が歩道に迫って来ます。日本初の公営墓地で、現在は約26万平方メートルもあるそうです。墓地だけに人の姿もまばら。緑が多いからか、心なしか風も涼しく感じました。
青山墓地中央交差点を直進し、外苑西通りを渡ると、マンションなどの立ち並ぶ住宅地へと変わりました。しばらくは都道413号線の標識を目印に、まだまだ進みます。
秋山庄太郎写真芸術館が見えて来ました。写真家の秋山庄太郎のアトリエ跡地を用いた芸術館で、秋山の作品の展示をはじめ、コンサートなども行われています。こじんまりとした、雰囲気の良い施設ですよね。
[根津美術館に到達!岡本太郎記念館も至近]
そして到達したのが、根津美術館です。私の足でミッドタウン西の交差点から約15分ほど。国立新美術館やサントリー美術館からも十分に歩ける場所にありました。
続いて根津美術館近くの岡本太郎記念館へ。ここで寄り道して、ちょうど開催中の「太陽の塔 1967―2018」展を見て来ました。手狭な館内ながらも、大勢の人出で、模型だけでなく、塔内再生工事で使われた原型もあり、太陽の塔の足跡と再生について知ることが出来ました。
[青山美術館通りの開通部へ]
一通り観覧した後は、再び根津美術館の前の通りへと戻ります。目の前が南青山六丁目交差点です。ここから六本木通りに面する南青山七丁目交差点までが、まさに青山美術館通りで、近年に開通した箇所でもあります。
首都高速の高架をくぐり、南青山七丁目の交差点をさらに直進すると、坂道が現れました。その降りた部分にあるのが東四丁目交差点です。右へ折れると國學院大學博物館、さらに実践女子学園香雪記念資料館もありますよね。ここまで来れば山種美術館も間近です!
[いよいよ山種美術館へ!]
東四丁目から道なりに坂を上がると広尾三丁目の交差点に到達。この辺はややアップダウンがあるので注意です。いつしか港区から渋谷区へと足を踏み入れていました。
そして目的地の山種美術館に到着!ちょうど「琳派 ―俵屋宗達から田中一光へ」の初日でした。もちろん時間の余る限り堪能したのは言うまでもありません。そういえば、同じくいまトピではKINさんが琳派について「とにかくカッコいい。デザイン好きは必見、それが琳派!」でまとめて下さいました。参考になります!
改めて整理しておきましょう。以下は、行程と実際に歩いた計測時分です。(googleマップの画像は目安です。)なお展覧会の鑑賞時間は除外してあります。
六本木ヒルズ~5分~六本木交差点~5分~東京ミッドタウン前~10分~青山霊園中央~8分~根津美術館~4分~岡本太郎記念館~5分~南青山七丁目交差点~5分~東四丁目交差点~8分~山種美術館
単純に歩いた時間の総計は50分。道なりで約3.5キロでした。信号で停まったり、写真を撮りながらでもあったので、普通に歩くより少し時間がかかったかもしれません。
さらに恵比寿方向へ足を伸ばせば、ガーデンプレイスに東京都写真美術館も位置します。もちろん全ての展覧会を一度に歩いて回るのは現実的ではありませんが、六本木と青山、広尾の美術館を結ぶ青山美術館通り。ウォーキングを兼ねて、一度、チャレンジしてはいかがでしょうか?!(水分補給もお忘れなく!)
[青山美術館通りと周辺にある主な美術館]
森美術館 http://www.mori.art.museum/jp/
「建築の日本展:その遺伝子のもたらすもの」4月25日(水)~ 9月17日(月)
サントリー美術館 https://www.suntory.co.jp/sma/
「ガレも愛した-清朝皇帝のガラス」4月25日(水)~7月1日(日)
21_21DESIGN SIGHT http://www.2121designsight.jp
「写真都市展 −ウィリアム・クラインと22世紀を生きる写真家たち」2月23日(金)〜6月10日(日)
国立新美術館 http://www.nact.jp
「ルーヴル美術館展 肖像芸術」5月30日(水)~9月3日(月)
秋山庄太郎写真芸術館http://akiyama-shotaro.com
「秋山庄太郎 やさしい花写真教室」3月4日(日)~7月1日(日)
根津美術館 http://www.nezu-muse.or.jp
「はじめての古美術鑑賞 漆の装飾と技法」5月24日(木)~7月8日(日)
岡本太郎記念館 http://www.taro-okamoto.or.jp
「太陽の塔 1967―2018―岡本太郎が問いかけたもの」2月21日(水)〜5月27日(日)
國學院大學博物館 http://museum.kokugakuin.ac.jp
「狂言―山本東次郎家の面―」)5月26日(土)~7月8日(日)
実践女子学園 香雪記念資料館 http://www.jissen.ac.jp/kosetsu/
「記録された日本美術史」5月12日(土)~6月16日(土)
山種美術館 http://www.yamatane-museum.jp
「琳派 ―俵屋宗達から田中一光へ―」5月12日(土)~7月8日(日)
東京都写真美術館 https://topmuseum.jp
「内藤正敏 異界出現」5月12日(土)〜7月16日(月・祝)