荒木経惟を告発したKaoRiの美貌も話題 波乱万丈な芸術家のミューズたち
写真家の荒木経惟(77)の写真モデルを務めていたダンサーのKaoRiが、荒木に関する告発文をインターネット上に掲載し話題になった。
4月ですね。#metoo が始まってもう6ヵ月。すっかり出遅れ感があるけれど、必要な所に伝わってほしい。
— KaoRi&Co. (@_K__a_o__R__i_) 2018年4月2日
大人を信じるのはやめて、自分を信じられる大人になってほしいようやく気づいた私の失敗談です。
その知識、本当に正しいですか?|KaoRi.|note(ノート) https://t.co/gEQWExEvED
被写体となっていた時期にセクハラ・パワハラ行為を受けていたという内容は物議を醸している。
左眼の恋@タカイシイギャラリーにてきのうからpic.twitter.com/M5mPi2zgol
— KaoRi&Co. (@_K__a_o__R__i_) 2014年5月26日
KaoRiの神秘的な美貌も相まって大きく話題になり、「芸術家のミューズ」という立場も注目を集めた。
It's not my official page!!! pic.twitter.com/zSPaJmT7St
— KaoRi&Co. (@_K__a_o__R__i_) 2013年12月17日
素顔のKaoRiは、「昭和の日本の女の子」といったイメージの素朴な童顔がキュートな女性。
関係ないけど、あしたはひな祭り☆ pic.twitter.com/LZKeerhCHx
— KaoRi&Co. (@_K__a_o__R__i_) 2014年3月2日
奥二重のつぶらな瞳と小さな顔は小動物系でかわいらしく、そんな純朴顔とダンサーらしいしなやかな肢体のギャップがミステリアス。
8月3日5:45新月を迎えます。
— KaoRi&Co. (@_K__a_o__R__i_) 2016年8月1日
が、今日新月の古本屋さんするのを忘れました。ごめんなさい
代わりに、先週友人宅で踊った新月に捧げる祈りの舞を。
ネガティヴな想いは感謝に変えておきましょう。
おやすみなさい???? pic.twitter.com/24hbAcmQtb
田中麗奈や多部未華子など、「奥二重の演技派女優」を思い起こさせるシャープなベビーフェイスは「親戚の女の子」や「姪っ子」風の親しみやすさを持っている。
イスラエルー!と思ってアルバム探したら、もっと前のが出てきた。生まれて初めて自分のソロ作品を発表したニューヨークのグラハムスクールの学校公演☆
— KaoRi&Co. (@_K__a_o__R__i_) 2014年12月17日
お互い英語が苦手だった同士仲良くしてたメキシコ人の同級生と。元気かなー pic.twitter.com/X7Qhx6eQzI
同性受けが良さそうで個性的、ファッションモデルとしても人気がでそうな容姿を持つKaoRi。
毎年恒例アサカメ6月号☆本屋さんでねっ!(5月がAのバースディ月だから、毎年カバーをしてるのです。この写真は、2月のあたしのバースディ) pic.twitter.com/hT74jQCsTy
— KaoRi&Co. (@_K__a_o__R__i_) 2014年5月19日
公式サイトの写真や動画を見る限り、荒木経惟のミューズという肩書なしでもモデル・ダンサーとして活動できるポテンシャルが感じられる。
12年前の今日と、さっき
— KaoRi&Co. (@_K__a_o__R__i_) 2015年2月20日
今年も素敵な今日を迎えられて幸せです☆ pic.twitter.com/Zu5yT6SRvj
恋人関係ではないのに契約書を交わさず「モノのように」撮られ続け、ハラスメントを受けたという告発内容は、世界的ムーブメント「#meetoo」運動にもリンクしておりショッキング。
今日は昭和な飲み屋の女です。 pic.twitter.com/l8bSGpdkoS
— KaoRi&Co. (@_K__a_o__R__i_) 2013年9月20日
現在、荒木経惟側のコメントは出ておらずKaoRi側の視点でしか状況を推し量ることができない。彼女の告白文を読む限り、モデルを「芸術家のミューズ」と呼ぶことで起こる弊害についてもうかがい知ることができる。
あしたから月曜日まで、夏休み前に3日連続でレッスンです。
— KaoRi&Co. (@_K__a_o__R__i_) 2015年6月26日
新しい試みのナマステヨガも、お気軽にいらしてください☆
事務は終了しているので、予約なしでもお待ちしています。
最近ばたばただったけど、鍼で復活しました pic.twitter.com/yNU6U7MQPv
この「美女コラム」でも過去に何人かの「芸術家のミューズ」をとりあげている。
Edie Sedgwick, el maniquí de Andy Warhol. Los días de ella fueron fugaces, fiestas, drogas, moda, y Bob Dylan. pic.twitter.com/IQIftFLZpw
— MariaVé C. (@mariavic_88) 2013年5月16日
60年代、同性愛者で画家のアンディ・ウォーホルのミューズとして君臨した イーディ・セジュウィック は はボブ・デュランとの恋愛をきっかけにファクトリーを追われて薬物中毒に陥り早世した。
Yaratıcılık bu mudur yani?
— Sakarpiyon (@Sakarpiyon) 2018年3月4日
(Andy Warhol, Edie Sedgwick ve Chuck Wein, 1965)
pic.twitter.com/hiWTxNNbG6
彫刻家オーギュスト・ロダンの弟子で愛人でもあった カミーユ・クローデル はロダンに裏切られるばかりか彫刻家としての才能まで搾取され、30年もの間精神病院の中で過ごし死去する。
Camille Claudel–#Love #Despair and Auguste #Rodin #art #lovestory https://t.co/dBsrTfzuzi pic.twitter.com/ykgWfl1p58
— DailyArt Magazine (@DailyArtMag) 2016年11月18日
芸術家はミューズと呼ばれる存在から、性的なものだけでなくあらゆるエネルギーを吸い上げ創作の糧にしてきた。それに対し女性が声をあげる術を持たなかった時代の「ミューズの悲劇」を見るにつけ、芸術家の仕事に役立つ何かを差し出す際には「忖度することなくその都度契約書を交わす」ことが重要に思えてくる。
(星野小春)