マトリョーシカにアイヌの木彫り…旅の欠片を見つけに行く喫茶店(2/2)
一番目を引くのは、メノウでできたモビール。音も素敵。
タイルの壁とモダンな照明がすごくお洒落ですが、創業はなんと東京オリンピックの前年!マスターのお母さまが始められたお店で、「紅梅」という名前は占いでつけられたそう。
好物のぜんざいを。おまけにいただいたバナナの、オリジナル小皿がかわいい。
自分の住むマンションの一階部分が喫茶店という暮らしはどんなものでしょう?
モーニングは毎朝喫茶店で済ます、という贅沢なひとときを送っているのでしょうか? 友人が泊まりに来た時なんか、みんなでモーニングに下りてゆく、というのも楽しそう。
赤ちゃん連れのお客様が食べている間、「ゆっくり食べてね」と、マスターは赤ちゃんを抱いてあやされていました。 インテリアの魅力だけでなく、ここ「紅梅」はマスターとママさんのお人柄が最高なのです。きっと楽しい時間を過ごせると思いますよ。
レモン糖度 93
紅梅 名古屋市昭和区丸屋町1丁目1-16
次回もお楽しみに。
(文と写真:レモン糖の日々)
《関連コラム》
・【とってお喫茶】魅惑のペアクリームソーダ(連載 第一回)
・【とってお喫茶】喫茶店のマッチ(連載 第二回)
・【とってお喫茶】外観のかわいい喫茶店(連載 第三回)
・【とってお喫茶】喫茶・軽食山百合(連載 第四回)
・【とってお喫茶】50年も営業、紫の扉の忘れがたいほどレトロな純喫茶とは(連載 第五回)
・【とってお喫茶】秘境喫茶!?いくつもの山を越えてたどり着く純喫茶(連載 第六回)
・【とってお喫茶】ファンシーきつねが目印、街のかわいい喫茶店(連載 第七回)
・【とってお喫茶】藤城清治さん風の影絵がかわいい喫茶店、実はマスターが…(連載 第八回)
・【とってお喫茶】名古屋の「イノダコーヒ」。不覚、私も見過ごしていた名古屋の超正統派喫茶店(連載 第九回)
・【とってお喫茶】店先にメリーゴーラウンド!でもそれ以上に違和感満載の店内にドキドキ(連載 第十回)
・【とってお喫茶】戦前から続く6軒長屋の小さな喫茶店(連載 第十一回)
・【とってお喫茶】「まるで山小屋?ここはほんとに岐阜の中心街?」な喫茶店(連載 第十二回)
・廃業したパン屋の奥にある秘密の喫茶店(連載 第十三回)
・かわいいおばあちゃんの手作りサンドウィッチがおいしい喫茶店(連載 第十四回)
・感動的純喫茶が地下に密かに(連載 第十五回)
・不思議な絵の看板の奥に…ママの「好き」がいっぱいの喫茶店(連載 第十六回)