日本人ならお茶漬けやろ!…「ファンシー絵みやげ」で振り返るJリーグブーム(1/2)

2017/7/7 12:00 山下メロ“院長” 山下メロ“院長”

お久しぶりです。平成元年あたりのカルチャーを発掘調査している山下メロと申します。80年代とも90年代とも違うその時代を、平成レトロとして愛好しております。



当連載では、80年代から平成初期に流行した「ファンシー絵みやげ」から、当時の流行を紹介していきたいと思います。「ファンシー絵みやげ」とは80年代からバブル経済期~崩壊を挟んで90年代まで、日本の観光地で若者向けに売られていた、かわいいイラストが印刷された雑貨みやげのことです。



「ファンシー絵みやげ」については連載第一回をご覧ください。

■ Jリーグ開幕

前回の連載でお伝えしたように1980年代には「キャプテン翼」によってサッカーが人気を得ましたが、そのブームは1991年11月に設立、1993年に開幕した初の日本プロサッカーリーグ、通称Jリーグで決定的なものになりました。


↑Jリーグマークの入ったキーホルダー。裏側にMIZUNOのロゴとJ.STATION MEMBERS ONLYの文字が書かれているが、現在Jステーションについでの情報は見つからない。


↑このように各クラブがマスコットを作り、多数のグッズが発売されました。こちらは小さいマスコット人形。


↑ こちらはプラスチックのキーホルダー。基本的にグッズ展開については、全クラブ統一でソニークリエイティブプロダクツが一手に引き受けていた。


↑三浦知良やラモス瑠偉などスター選手を多数擁した読売ヴェルディは特に人気だった。

■ CMの中のJリーガー

Jリーグの所属選手をJリーガーと呼びました。試合の地上波放送もありJリーガーは知名度を高め、タレント的に人気を得るようになったのです。そして彼らは数々のCMに起用されるのですが、当時読売ヴェルディに所属していたラモス瑠偉選手は多くのCMに抜擢されました。

↑1994年 永谷園のお茶漬けCM。ラモス瑠偉が「日本人ならお茶漬けやろ!」となぜか関西弁を使い話題に。

↑永谷園JリーグカレーのCM。まさおくんが当時目新しかったモーフィングの技術でラモス瑠偉になってしまう。当時給食でカレーが出ると、みな我先にと食べ終えて「オカワリ」のモノマネをしていました。

↑ついでに、わが子が変化するCMの系譜としては1997年エステティックTBCのナオミキャンベルが出演した「ナオミよ」のCMが思い出される。

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