写真1枚から場所を特定する方法 -基礎編-

2014/12/31 16:00ネットきのこネットきのこ


こんにちは、大晦日なのにネットストーキングしている「ネットきのこ」という者です。よろしくお願い致します。

過去にもストーキング関係の記事も書いていますが、今回はかなり久しぶりにストーキングをテーマにした記事をお送りします。

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あの「大都会岡山」の画像に使われている街は実在した
栃木の竜巻写真から撮影学校が特定されてしまう件
ツイッターの写真1枚から場所を特定できるのか?

「景色の写真で場所が分かる」ということを公私ともに言っていることもあり、僕のTwitterや、友人知人からもLINEなどで「今どこでしょう」「引っ越し先からの景色!どこか当ててみて」というメッセージがよく届きます。

自分がネット上で見つけた写真でも勝手に場所特定ゲームをしているので、今まで数えきれない程の場所の特定を行い、たまに失敗してきたわけですが、殆どの写真には共通する「特定に繋がるヒント」があります。

今日はその講座の第1回目(2回目は未定)として場所特定の方法の基礎講座をしたいと思います。


今回はこちらの写真の撮影場所を探って行きます。ご存知「スカイツリー」がデカデカと写っています。

もちろん僕もこのコラムを書き始めた段階で撮影場所はどこかは知りません。



このようにスカイツリーという誰でも分かるランドマークがあれば、その周辺なんだな、少なくとも東京かその周辺ということは分かるので既に大ヒントなのですが、更にどこから撮影したのかを特定するとなると細かいヒントを拾って行く必要があります。


・撮影した方角(方向)を知る

まず何よりもこれが大切です。

どの方向見ているのか、これが分からないと進みません。スカイツリーを囲む360°を想定して特定していくのは現実的ではなく、そして無駄な行為です。

では、先ほどの写真はどの方向からスカイツリーを撮影したのかを探ってみましょう。


・太陽や月の位置を見る

と書いておきながら今回は夜の写真なのでちょっと難しいです。
日中の写真であれば太陽の位置や影の伸び方などで撮影方向は大体想定できます。

日が沈んで行く夕日がバックなら言わずもがな西方面を撮影してますし、お昼でも影などでおおよその方角は分かるなど、ヒントになることが多いです。

SNSに夕焼けの写真をアップする人が多いですが方角が分かっていることもあり、特定作業はかなり楽になります。

では、今回の月のない夜の写真ではどうすればよいと思いますか?


・周辺の建物を見る

太陽や月の位置だけでは大まかな方角しかわかりません。季節によっても変わります。

それに対して、この周辺の建物を見るという方法は一気に撮影場所を特定することができる大ヒントになります。

建物を見るというのは、つまり、今回のケースだとスカイツリーと他の建物に位置関係を比較するということになります。

点と点を結んで線にしていくということです。では具体的にやってみましょう。

もう一度さっきの写真を見ます。




色々な建物が映り込み、見ても何をどうすれば分からなくなるかもしれませんが、よく見ると色々写っています。

特に大ヒントになるのが2つあります。

アレが見えますね。そうです「アサヒビールのアレ」です。どこにあるか分かりますか?



スカイツリーの足下です。しっかりハッキリと「金のウンコ」があります。
ということは、スカイツリーとアサヒビールのビルを結んだ直線上に撮影場所があると一瞬にして分かります。




更に、2つめのヒント。

アレですね!アレが見えないですね。分かりますか?見えるのではなく見えないです。

そうです、スカイツリーの横にあるでかいビルです。

気づきましたか?スカイツリーや周辺に行ったことある人なら見ているはずの「東京スカイツリーイーストタワー」というビルです。



この大きなビルがスカイツリーにすっぽり隠れて見えていないんですね。よくみるとちょっとだけ見えていますが。



つまり、今回のケースでは地図上で金のウンコ又は、イーストタワーがスカイツリーに隠れるように直線を引けば撮影場所が分かります。



今回はイーストタワーとスカイツリーを例に線を引いてみましょう。

スカイツリーとイーストタワーかウンコをGoogleマップの右クリックで出る「距離を測定」などで線で繋ぎ、西方面に線を伸ばして行きます。その途中に高そうなビルがあればほぼそこで確定です。実に簡単。




そしてぶつかるのが文京シビックセンターです。


アップで見てみましょう。




見事にイーストタワーとスカイツリーに重なっていますね。もちろんこの先ではウンコとも重なります。

地図で見ていても、その直線上にある建物が高いかどうかが分からないかもしれませんが、Google Earthで見たり、 高層ビルマップ などと照らし合わせて見るなどすれば誰でも出来ます。

東京には高層ビルやマンションが乱立していますが、このような場合、引いた直線上にビルがたくさんヒットするということはなかなかありませんし、被ることがあっても、スカイツリーまでに高いビルが映っていないことから、最もスカイツリー寄りのビルから撮影したと見て良いでしょう(例外もありますが)。


また、ビルといえども高さはバラバラなため、撮影地点の高さなども考えることも多々あります。 今回はあまり高さを気にする必要はないのですが、やってみます。

周辺のビルよりも結構高いけど、スカイツリーならあのあたり、あのビルとは同じくらいかな?などがわかればおおよその高さは分かります。



実際の高さを当てはめるとこうなります。



文京シビックセンターの展望台の高さは105m、スカイツリーや錦糸町のビルの感覚とも合致します。

高さ的にも問題なさそうですね。というか、文京シビックセンターからの景色をググって比べたら一発なんですけども。



どうやら間違いなさそうです。


このように、周りに隠されたヒントを繋ぎ合わせて撮影場所を出すことが出来ます。

今回はスカイツリーという誰でも分かるヒントと、ウンコやイーストタワーなどもあったため、やりやすい部類でしたが、難しくてもちょっとのヒント同士を掛け合わせると答えに繋がったりします。


こんな方法で場所が分かっちゃうので迂闊に自宅からの写真を掲載したりはしないようにしましょう。特定方法よりもこれが大切!

次回は中級編を多分やります!

ではでは。