今回のコラムのテーマは4月7日に公開された映画『AIR』である。

製作･主演はマット･デイモン（1970年10月8日生れ）
製作･監督はベン･アフレック（1972年8月15日生れ）
二人は共同脚本して出演した『グッド･ウィル･ハンティング』（1997）でアカデミー賞の脚本賞を獲得している。
『グッド･ウィル･ハンティング』は、ボストンのハーバード大学周辺のアイルランド系住民の地区が舞台の青春映画であった。
ベン･アフレックがボストンに引っ越して出逢って以来の親友同士である。


（マット･デイモンとベン･アフレック　イラストby龍女）

今回のコンビを組んで製作した作品は、1984年を舞台に今も売れ続けているバスケットボールシューズのブランドエア･ジョーダンの誕生秘話を描いたモノである。

今でこそ、バスケットボールシューズの大企業といえばナイキだが、エア･ジョーダン登場以前ではそうではなかったようだ。
次の頁では何故そうなったか、映画の見所を紹介する。