今回のコラムのテーマは、3月17日に公開された映画
『シン･仮面ライダー』である。


（『シン･仮面ライダー』で仮面ライダー1号本郷猛を演じる池松壮亮　イラストby龍女）

筆者は、3月22日にTOHOシネマズ新宿のIMAXレーザーのスクリーンで観てきた。
今回も賛否両論が飛び交う話題作である。

別の切り口でコラムを書こうとしてまとまらず、一週間経ってしまった。
良かったのか悪かったのか？
そういうことではなく、脚本監督である庵野秀明の仮面ライダー好きをエンディングを観ながら微笑ましく思ったものの


（庵野秀明　イラストby龍女）

数日後に開いた仲間との飲み会で、話し合っているうちに気がついた。
庵野秀明に筆者が求めているモノと本人が描いたモノのギャップについて語ってみたい。

まずは『シン･仮面ライダー』とはどういう内容か紹介していこう。