映画『シン・ウルトラマン』は総監督の庵野秀明と樋口真嗣だけじゃなく、斎藤工、西島秀俊とオタクたちの夢の映画だった!

2022/5/20 17:00 龍女 龍女

企画脚本は庵野秀明(1960年5月22日生れ)。
大阪芸大の学生時代に自主映画で『帰ってきたウルトラマン』を制作したほどのウルトラマン好きである。
TVシリーズでは放送時間の都合上、ウルトラマンの胸にカラータイマーがついた。
元々、ウルトラマンをデザインした成田亨(1929~2002)の案ではカラータイマーはついていなかったそうである。
庵野秀明のデザイン案は、元の成田亨のデザインに忠実なところと、メフィラス星人のように、エヴァンゲリオンの使徒のようなデザインとが混じっている。


(庵野秀明 イラストby龍女)

監督は樋口真嗣(1965年9月22日生れ)。
ガイナックス時代からの庵野秀明の盟友でもあり、『エヴァンゲリオン』の主人公碇シンジの名前の由来にもなっている。
高校生の頃、SF映画『さよならジュピター』(1984年)から特撮の現場を手伝うようになった。
特技監督としては平成ガメラシリーズ(1995・1996・1999)も手がけている。


(樋口真嗣 イラストby龍女)

『エヴァンゲリオン』シリーズが完結したばかり。
庵野秀明はこの後『シン・仮面ライダー』の脚本監督が待機している。
漫画家の安野モヨコとの結婚式の時に仮面ライダーのコスプレをしたほどのオタクである。
彼はゴジラ・ウルトラマン・仮面ライダーと特撮好きのオタクが羨ましがるような作品すべてに関わる。
夢を叶えてしまった庵野秀明はその後が心配になってくるが、その時は『シン・ウルトラセブン』をやってほしいものだ。


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