小松菜奈との極秘結婚式が報道された『鎌倉殿の13人』源義経役の菅田将暉。20代を駆け抜けた天才俳優の30代はどこへ行こうとしている?

2022/5/12 22:00 龍女 龍女

10代、大手芸能事務所のオーディションを最終選考まで残るなどした。

本格的にデビューしたのは、若手俳優のTVドラマ界への登竜門である特撮ドラマ
『仮面ライダーW』(2009年)であった。
16歳の時であった。

映画界で名が知られるようになったのは芥川賞受賞作の映像化『共喰い』(2013年)である。
日本アカデミー賞の新人賞を受賞。

筆者が菅田将暉の名前を知ることになるのは
朝ドラの『ごちそうさん』(2013年9月~2014年3月)の主人公め以子(杏)の息子・泰介を演じたからである。


(『ごちそうさん』の1シーンから引用 イラストby龍女)

2014年公開の映画としては『そこのみにて光り輝く』のヒロイン大城千夏(池脇千鶴)の弟大城拓児役。
根は優しく姉思いの粗暴な少年を演じている。
能年玲奈主演の『海月姫』では、女装男子の鯉渕蔵之介を演じている。
ファッション業界に入ろうともくろんでいる政治家一家の大学生だ。

NHKのTVドラマ『ちゃんぽん食べたか』(2015年5月~ 8月)では、さだまさしの高校時代をモデルにした主人公を演じた。

マンガの実写化映画の主演も多く『セトウツミ』(2016年7月)では内海(池松壮亮)と河原でダベっている学生・瀬戸を演じた。
古屋兎丸原作の『帝一の國』(2017年4月)では主人公の赤場帝一を演じた。


(『帝一の國』の1シーンから引用 イラストby龍女)

大河ドラマに初めて出演したのは、『おんな城主直虎』(2017年)。
主人公の井伊直虎(柴咲コウ)の養子で
後に徳川四天王になる武将井伊直政(1561~1602)を演じた。
脚本家は『ごちそうさん』と同じ森下佳子である。


(『おんな城主直虎』の1シーンから引用 イラストby龍女)

2018年には再び朝ドラに出演した。
『まんぷく』で弁護士を演じた。


小松菜奈とは、
映画『ディストラクション・ベイビーズ』(2016年5月)
『溺れるナイフ』(2016年11月)
『糸』(2020年8月)
で共演した。
特に『糸』でロケをした関係で北海道の函館で結婚式を挙げたようだ。

それでは今年に入ってからの大きな仕事である大河ドラマについて触れながら、今後について更に掘り下げていこう。

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