小栗旬が今年の大河ドラマ『鎌倉殿の13人』の主人公・北条義時役に選ばれたのは、彼の出身地に関係があった!?

2022/1/6 22:00 龍女 龍女

今年最初のコラムの主役は、小栗旬( 1982年12月26日生れ)である。
1月9日より放送が開始される大河ドラマ鎌倉殿の13人では、主人公の北条義時(1163~1224)を演じる。


(『鎌倉殿の13人』の公式HPから引用 イラストby龍女)

北条義時がどういう人物か?
一言で言うと、鎌倉幕府の2代目執権となった人物である。
鎌倉幕府は、平安時代末期に貴族から政治権力を奪った最初の武士政権を表す。
最高権力者は征夷大将軍と言う役職についた人物であるが、執権とはその次の役目に当たる。
鎌倉幕府初代将軍の源頼朝(1147~1199)の正妻・北条政子(1157~1225)の弟であったので、立場上補佐に廻る役割だった。
実際は、鎌倉幕府の最高権力を有するようになった。
その過程を描いていくのが『鎌倉殿の13人』の内容になっていくと考えられる。

北条義時が大河ドラマに登場するのはこれが初めてではない。
過去に誰が演じてきたのか?
小栗旬を除いて5人いるが、その内、1970年代に演じた2人が超有名なのである。
1972年放送の『新・平家物語』西田敏行(1947年11月4日生れ)。
1979年放送の『草燃える』松平健(1953年11月28日生れ)である。
大河ドラママニアとしても有名な三谷幸喜は今回の『鎌倉殿の13人』で、かつて義時を演じた松平健を平清盛役で、西田敏行を後白河法皇役で起用している所が粋な配役である。

以前、筆者は大河ドラマの最多出演数の俳優についてコラムを書いた。
2021年2月3日付のコラムである。
これまでの最多は西田敏行の13回であることが分かった。

この記録を抜く可能性があるのは、子役から大河ドラマに出演してきた小栗旬だと予想した。
今回の主役が8回目の大河ドラマ出演に当たる。(詳しい出演作については先程のコラムを参考にして欲しい)
ところが前述のように西田敏行が『鎌倉殿の13人』にも後白河法皇役で出演する為に14回と記録を更新中だ。
抜くにはまだまだ時間がかかりそうだ。


さて、次のページでは余談ではあるが小栗旬がよく食べていた地元の東京都小平市のグルメ情報を添えておこう。

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