ミスター大河ドラマ、西田敏行の出演回数を抜きそうなのは、ミスター実写化のあの俳優だ!

2021/2/3 22:00龍女龍女

大河ドラマは視聴率が低いと、打ち切りなど憶測が流れる。
近年その対象になったのは『いだてん』だ。

イラストは、主人公・金栗四三(六代目中村勘九郎)が東京へ進学のため列車に乗るときに、自転車で追いかける春野スヤ(綾瀬はるか)。

実際、筆者は地上波の日曜8時では、観ない。
BS先行放送の午後6時が習慣になった。
この時間帯は、ここ最近『ポツンと一軒家』。

視聴手段が地上波テレビ一択ではない。
視聴率の測り方も多様化しないと、実際よく分からない。
ツイッター上では人気はあったが、視聴率最低と言われた『平清盛』の様な例もある。

それでも、誰の言葉か忘れたが
「俳優にとっての紅白歌合戦は、大河ドラマです」
は、ほぼ合っている。

筆者なら
「俳優にとっての紅白歌合戦は、紅組が朝の連続テレビ小説で、白組が大河ドラマです」
とする。

大河ドラマは、幕末までの男性が主人公。
朝ドラが、明治以降の女性が主人公。
それが共通認識になっている。
もちろん例外はある。

なんだかんだ言われても、最も観られているNHK。
日本で俳優を本職とすると、看板番組出演は名刺代わりだ。
ましてや何回も出ると、大物俳優の証明である。

『いだてん』の前半の主人公を演じた中村勘九郎。
主演を務めた、二組目の親子という記録がある(一組目は『太閤記』『峠の群像』緒形拳と『信長KING OF ZIPANGU』の緒形直人の親子)。

勘九郎の父は一八代目・中村勘三郎だ。
1999年『元禄繚乱』で大石内蔵助を演じている。



大石内蔵助は最多回数の主人公になった歴史上の人物。
一組目の父、緒形拳が『峠の群像』で演じた役である。
記念すべき第一作1963年『花の生涯』の後。
第2作目1964年『赤穂浪士』が最初。
「おのおの方…」
大石を演じた長谷川一夫の台詞は、笑点の林家木久扇の物真似レパートリーともなっている。

以降も1975年『元禄太平記』は脇役だが、1982年『峠の群像』では主役に戻る。
ほぼ10年おき、時代の変化と主役の人柄で違う解釈で楽しめた。
忠臣蔵は赤穂四十七士と敵対する吉良上野介の周辺を含め、登場人物が多い。
だから、主役級の俳優が見せ場を沢山描ける。
大河ドラマのお手本として、もってこいの題材なのだ。

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