『ViVi専属モデル』がほぼハーフ系に かつては松嶋菜々子など和風のルックスのモデルも(2/2)

2021/4/22 18:21 しんまる子 しんまる子



『ViVi』はかねてより、長谷川潤や岩堀せりなどのハーフモデルが目立っていたものの、かつては松嶋菜々子や山口智子、鈴木サチや中越典子など、女優系日本人モデルも多く在籍していた。現在の専属モデルの面々は、一見すると「ハーフばかり」という印象も。ぞれぞれのプロフィールを確認すると、ハーフでなくクオーターもおりルーツも様々だが、純日本人の可能性が高いのは、古畑星夏とmiuの2人ではないかと思われる。



2009年、ファッション雑誌『ニコラ』の第13回ニコラモデルオーディションでグランプリを獲得した古畑は、天気キャスターや女優としても活躍する芸能人的な存在。『半分、青い。』(NHK系)でNHK連続テレビ小説にも出演しており、お嬢様風の美貌が話題に。華やかに整った正統派美人女優として、マルチに活躍している。所属事務所は、女優が多く所属するスターダストプロモーションだ。



DJとしても活躍するmiuは、1996年生まれの25歳。ストリートからモードまで幅広くこなし、スラリと伸びた長い手足とスクールな存在感が特徴的。女優業も行っており、2020年公開 蜷川実花監督 Netflixドラマ『Followers』にも登場。透明感溢れる美肌にも定評が。SNSですっぴんや私服を披露する飾らぬキャラクターでも人気を博している。



ハーフモデルの中では、『King Gnu』のギター兼ボーカル、常田大希との交際が報じられ話題のemmaも看板モデルの1人。イギリス人の父親と日本人の母親を持つ27歳の彼女は、エマ・ワトソンを思わせるブリット・ガール風の美貌と、シックな佇まいで、若い女性を中心に支持を集めている。今回の熱愛報道も相まって、持ち前のアーティスティックなイメージにも上昇。ViVi5月号をもって、専属モデルを卒業するとのことで、モデル業界にとどまらない飛躍が期待されている。



『ニコラ』(新潮社)専属モデル出身の八木アリサは、父親がフランス人で母親が日本人のハーフで25歳。華奢なモデル体形とドーリーな顔立ちは天使のような美しさで、emma卒業後は「ViVi』を牽引する看板モデルとなりそうな逸材。



自宅は“16LLDDKK”、父はルイ・ヴィトンジャパンの元社長、自身は上智大学を卒業した才媛で姉はハリウッド女優、という華麗なる経歴の藤井サチは日本人の父とアメリカ人の母を持つハーフ。華やかでお嬢様系の典型的な『ViViモデル顔』で、TV出演も多く、マリエ、トリンドル玲奈に続く「セレブ・モデルタレント」枠の成長株。



タレントとしてもトップクラスの人気を誇る藤田ニコルも、実は現役『ViViモデル』。押しも押されもせぬ売れっ子タレントだが、本人はモデル業を度々「本業」と言っており、こちらでも看板モデルとして同世代女子から絶大な支持を得ている。



その他、2019年に早稲田大学を卒業した、エキゾチックな女神の谷まりあ(25)や、“横幅12cm”驚異の小顔を持つ理系女子・愛花(20)など、華々しいルックスと経歴の美女が集う『ViVi』の誌面。ハーフモデルが主流になったこともありよりいっそう「ドーリー」な雰囲気になったイメージもあり、バービー人形やリカちゃん人形のようなキラキラの世界観で、赤文字系女子のファッションを牽引している。

(しんまる子)



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