眞栄田郷敦、岡田健史、山田裕貴…【春のイケメン祭り】第1弾は、何らかの理由で挫折して役者になった俳優たち!?

2021/4/21 22:00 龍女 龍女

春のドラマやゴールデンウィーク狙いの映画が出揃って何が観たいか迷ってませんか?
そこで今回は【春のイケメン祭り】と称して、この春に放送・上映される作品に出演する、筆者推しのイケメン俳優をイラストと共に紹介する。


①真栄田郷敦(2000年1月9日生)

日本を代表するアクションスターのパイオニア、千葉真一を父に持つ。
3歳年上の兄に、今年本格的にハリウッドに拠点を移した新田真剣佑がいる。


弟の眞栄田郷敦は元々俳優志望ではない。
岡山県の私立高校、明誠学園高等学校の吹奏楽部でアルトサクソフォン担当だった。
東京藝術大学の音楽科を受験したが、不合格だった。
進路に困っていたところ、映画出演のオファーがあったので、デビューに至ったらしい。
筆者は分野は違うが、美大の受験をしたことがある。
東京藝大は、日本の美大の最高峰で現役で合格できるほど簡単な学校ではない。

高校を卒業して、本名の前田を沖縄風の眞栄田に変えて、芸名とした。
デビュー作の『小さな恋のうた』が沖縄の高校が舞台だったので、それにちなんだのだろう。

不思議なことに、俳優は最初からなりたくてなった人より、一番なりたかった職業を何かの理由で挫折し導かれるようになった人の方が大成する人が多いそうだ。
父の千葉真一も挫折組である。
日体大所属の体操選手でオリンピックを目指していたが怪我が元で断念し、退学した。
次の進路として見つけたのが俳優の道だ。

最新作はフジテレビの木曜日22時の鈴木亮平主演の『レンアイ漫画家』で、ヒロイン久遠あい子(吉岡里帆)が通っているカフェの店長代理の二階堂藤悟役を演じている。

眞栄田郷敦の将来性は未知数だが、惹かれるモノがあるのが目力である。
演技の究極の一つに、脚本で言うと台詞なしでト書きの指示に従った動きだけの表現がある。
眞栄田郷敦は、『レンアイ漫画家』の2回目にして、目だけで感情が伝わる演技をした。
なんてことない演技ではあるが、すでに筆者は視聴者として応援したくなった。
最近はやりのネット限定のスピンオフドラマ『レンアイ格闘家』では主人公である。

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