『ごくせん』『24 JAPAN』の仲間由紀恵が、髪型は変わらないのに役の幅が広いのには「裏」があった?
CMの方は以前から数多くの商品と契約していたが、最もメジャーな商品は資生堂のTSUBAKIだった。
当時CMに出た女性6人が登場するオムニバス形式の映画『FLOWERS』(2010年6月)が公開された。
企画の出発点が資生堂のCMから誕生したという、珍しい作品だった。
昭和11(1936)年から公開時の前年平成21(2009)年までの女性の生き方をテーマにしている。
同じ女性としてだけでなく、TSUBAKIのヘビーユーザーで興味を持った筆者は映画館で観た。
この中ではよく見るとわかるように、仲間由紀恵だけカツラを着用している。
『ひまわり~夏目雅子、27歳の生涯と母の愛~』(2007年9月16日TBS)では、夭折した伝説の俳優・夏目雅子を演じている。
イラストは、筆者が大好きな映画での一場面を採用しているが、ドラマでは登場しない。
もしこの映画の一場面が再現されていたら、そのまま地毛で結えただろう。
ヤンクミの髪型から三つ編みを結って、後頭部で二つの三つ編みを結んで纏められるからである。
母・小達スエ(三田佳子)の視点で描かれる娘、本名の小達雅子と芸名の夏目雅子を巡る、葛藤のドラマだった。
俳優としてのキャリアの初期と晩年の数年間にシーンが集中する内容だった。
夏目雅子は、どちらも短髪だった時期なので、黒い長髪は役に合わない。
ここでもカツラで演じることになった。
『森光子を生きた女』(2014年5月9日フジテレビ)で26~42歳までの森光子(本名・村上美津)を演じた。
この時期の森光子は、大阪の喜劇俳優から上京して代表作となった『放浪記』の初演までに起きた俳優としての栄光と私生活の波乱があった時期である。
未見だったので、アーカイブスでたどってみた。
イラストの頃(推定40代後半)より若い頃は長髪だったらしいので、地毛をアレンジした姿で演じている。
『放浪記』の初演を再現する劇中劇では、森光子の舞台を忠実に再現しているので、カツラも着用している。
仲間由紀恵の代表作とレア作品もいくつか観ていくと、ほぼ全員がカツラを着用する時代劇を除いて、時代設定が昭和以降では髪の毛をバッサリ切る役作りはしていない。ということは…
髪を切ることはNGを前提で、仕事を引き受けているかもしれない。
そんな裏事情を勘ぐってしまう。
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当時CMに出た女性6人が登場するオムニバス形式の映画『FLOWERS』(2010年6月)が公開された。
企画の出発点が資生堂のCMから誕生したという、珍しい作品だった。
昭和11(1936)年から公開時の前年平成21(2009)年までの女性の生き方をテーマにしている。
同じ女性としてだけでなく、TSUBAKIのヘビーユーザーで興味を持った筆者は映画館で観た。
この中ではよく見るとわかるように、仲間由紀恵だけカツラを着用している。
『ひまわり~夏目雅子、27歳の生涯と母の愛~』(2007年9月16日TBS)では、夭折した伝説の俳優・夏目雅子を演じている。
イラストは、筆者が大好きな映画での一場面を採用しているが、ドラマでは登場しない。
もしこの映画の一場面が再現されていたら、そのまま地毛で結えただろう。
ヤンクミの髪型から三つ編みを結って、後頭部で二つの三つ編みを結んで纏められるからである。
母・小達スエ(三田佳子)の視点で描かれる娘、本名の小達雅子と芸名の夏目雅子を巡る、葛藤のドラマだった。
俳優としてのキャリアの初期と晩年の数年間にシーンが集中する内容だった。
夏目雅子は、どちらも短髪だった時期なので、黒い長髪は役に合わない。
ここでもカツラで演じることになった。
『森光子を生きた女』(2014年5月9日フジテレビ)で26~42歳までの森光子(本名・村上美津)を演じた。
この時期の森光子は、大阪の喜劇俳優から上京して代表作となった『放浪記』の初演までに起きた俳優としての栄光と私生活の波乱があった時期である。
未見だったので、アーカイブスでたどってみた。
イラストの頃(推定40代後半)より若い頃は長髪だったらしいので、地毛をアレンジした姿で演じている。
『放浪記』の初演を再現する劇中劇では、森光子の舞台を忠実に再現しているので、カツラも着用している。
仲間由紀恵の代表作とレア作品もいくつか観ていくと、ほぼ全員がカツラを着用する時代劇を除いて、時代設定が昭和以降では髪の毛をバッサリ切る役作りはしていない。ということは…
髪を切ることはNGを前提で、仕事を引き受けているかもしれない。
そんな裏事情を勘ぐってしまう。
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