美術館でワーケーション!

2020/11/3 21:55 Tak(タケ) Tak(タケ)

「ワーケーション」という言葉を耳にする機会が増えました。コロナ禍における新しい働き方のひとつとして、会社や自宅以外の旅先で仕事をこなす人が出てきているそうです。

観光地やリゾート地で、テレワークやリモートワークを行えるなんてちょっと羨ましいものがあります。



ワーケーション需要を見越したホテルなども登場してきており、NHKなどでも実際に行っている人たちを紹介したりしています。

もし、ワーケーションが許されたとしたら、どこへ行きたいでしょう?

海外のリゾート地!が真っ先に頭に浮かびますが、時差があったり、食事が合わなかったり二の足を踏んでしまいます。というか、そもそも今海外に行くことできません。



観光に行くだけなら、それこそ好きな場所を無条件に選べばよいのでしょうが、仕事に適している環境を備えている空間となると選択肢はかなり絞られてしまいます。

仮に、自分がワーケーションを行うなら、やはり美術館以外思い浮かびません。

ただ、通常の鑑賞においても美術館や博物館は一般的には敷居の高い場所でし、作品を保護する観点からも仕事場として提供してくれる可能性はほぼゼロに等しいでしょう。

ところが!そんな願いを叶えてくれる美術館が存在したのです。しかも日本国内に!!



2018年の紅白歌合戦で米津玄師さんが生中継で「lemon」を熱唱し大きな話題となったあの大塚国際美術館さんです。

大塚国際美術館|徳島県鳴門市にある陶板名画美術館

因みに、米津玄師さん描き下ろしイラストが使われた8thシングル「Lemon」の特大ジャケットを陶板にしたものが、大塚国際美術館に展示されています。


ミュージアム×ワーケーション

”大塚国際美術館は、非日常のアート空間、大自然の安らぎの中に身を置きワークする「ミュージアム×ワーケーション」をご提案します。感性が刺激され、ひらめきや発想力が高まり、充実した特別な時間が期待できます"

「ミュージアム×ワーケーション」として大塚国際美術館が適している理由はいくつもあります。

まず1つ目として、瀬戸内海国立公園内に立地し、自然と調和するよう設計されている点です。行かれた方はその美術館周辺の豊かな自然にまず驚かれるはずです。

モネが観たら泣いて喜ぶであろう、睡蓮の池にはトンボなどが自生しています。また最近では、「海の見える小道」も整備されるなどさらに自然美に触れられるようになりました。


2020年10月6日にオープンした「海の見える小道」

2つ目は、大塚国際美術館が、地下3階~地上2階までの5階建てで日本最大級の常設展示スペースを誇る、鑑賞ルート約4キロの広大な美術館である点です。

三密なんて言葉はこの美術館には無関係。休憩時間に美術鑑賞しいつの間にか仕事そっちのけになってしまうのが心配なほど。


聖書の物語が絵でわかる「スクロヴェーニ礼拝堂」

絵画だけでなく、こうした空間そのものを作り上げてしまった展示も幾つもあり、気分転換どころか、すっかりアートに浸かってしまいかねません。要注意(汗)

そして3つ目に、食事をする場所の多さがあげられます。通常の美術館だとカフェやレストランは1箇所ですが、大塚国際美術館には3箇所もそれぞれ特徴のあるお店があります。

別館1階「レストラン ガーデン」
地下2階「カフェ・ド・ジヴェルニー」
地下3階「カフェ フィンセント」


レストラン ガーデン「最後の晩餐」(徳島の名産スダチも添えられていますね!)

個人的には鯛茶漬けがおススメです。そうそう、カフェのデザートはかなりのボリュームでびっくりするはずです。「ゴッホの大きな黄色いプリン」は、なんと直径12センチも!



澄んだ空気、大空、緑、海と自然に溶け込んだロケーションは申し分なし!そして名画名画名画のオンパレード!!

豊かな自然の中で仕事をこなしつつ、感性も磨けてしまう世界中どこを探してもこれだけ好立地のミュージアムは見つかりません。

ワーケーションをする方のために、Wi-Fiなど各種用意されているのも嬉しいですね。



「ミュージアム×ワーケーション」
・全館Wi-Fi
・充電ポール館内9ヵ所
・館内・屋外各所にテーブル&イスを設置
・入館した当日中は再入館が可能



君は「行ってよかった美術館ランキング」1位の大塚国際美術館を知っているか。

鳴門の渦潮は自然が作り出すケタ違いの雄大なアート作品だった!

「行ってよかった美術館ランキング」1位の大塚国際美術館は“コスプレ天国”でもあった!

ワーケーションのために作られた美術館と言ってもおかしくない、大塚国際美術館。それにしても、こんな使い方もできるとは恐れ入りました。

もちろん、お仕事でなく、純粋に観光として行っても存分に楽しめます。絵画に興味関心なくてもここに来れば人が変わったようにはしゃいでしまうはずです。


大塚国際美術館|徳島県鳴門市にある陶板名画美術館