【微ネタバレ】バック・トゥ・ザ・フューチャーが10倍楽しくなるトリビア

2020/6/17 19:30 明菜 明菜

⑥ジョニー・デップもマーティ役のオーディションを受けていた!
『パイレーツ・オブ・カリビアン』のジャック・スパロウ役が超ハマっていたジョニー・デップも、主人公マーティ役のオーディションを受けていました。

ジョニー・デップ版マーティも見てみたいな…セクシーな感じになるのかな…。



⑦『ジゴワット』は脚本家の凡ミス!
デロリアンを作動させるための電力を、ドクは『○○ジゴワット』と呼んでいます。「ジゴワットって珍しい単位だけど、なんか響きが良いな」って思いませんか?私はそう思います。

しかし、この「ジゴワット」という単位は、脚本家の凡ミスによって生まれました。本来は実在する単位「ギガワット(Giga watt)」とすべきところ、「ジゴワット(Gigo watt)」と書いてしまったんですね。1文字違いの凡ミスです。

ですが、実在しない単位になったからこそ、フィクションの世界にロマンを生んでいるとも思うのです。ナイス凡ミス。



⑧ビフのモデルはトランプ大統領?
パート2では、マーティにいじわるをする宿敵ビフが大富豪となっているシーンがあります。マーティたちの地元、ヒルバレーを牛耳るカジノ・オーナーになって美女を囲う、物凄く悪そうな役で登場します。

ビフのモデルとなったのは、ドナルド・トランプ氏です。この話は有名かもしれませんね。トランプ氏は現在はアメリカの大統領ですが、富をひけらかすベタな大富豪というイメージから、数々のアメリカ映画でネタにされてきました。

ビフのカジノの高層ビルにも注目してみてください。アトランティックシティーのトランプ・プラザホテルに酷似しています。



⑨世界初のタイムトラベラーは着ぐるみ!?
パート1でデロリアンの初めてのタイムトラベルをテストするとき、いきなり人間ではなくを乗せていましたよね。ドクの飼い犬『アインシュタイン』です。

実は、このときのアインシュタインは本物の犬ではなく、着ぐるみでした!世界初のタイムトラベラーは犬ではなく、着ぐるみだったのです。

アインシュタインが乗ったデロリアンをドクがリモコンで操作するシーンがありますが、実際はリモコンで動いていたわけではなく。犬の着ぐるみを着たスタントマンが運転していたそうです。

なお、他のシーンのアインシュタインは本物の犬が演じています。


⑩続編を作る予定は無かった!
最初の作品(パート1)の撮影時、続編を作る予定はありませんでした。しかし、ビデオなどで発売されたときにお遊びで「TO BE CONTINUED?(続く?)」と入れてみたところ、これが大大大反響!

そのおかげで続編を作ることが決まりました。お遊びグッジョブ。



10個のトリビアをバック・トゥ・ザ・フューチャー関連の写真とともに紹介してきました。気になっている方も多いでしょう…写真のデロリアンと小道具・グッズについて。

デロリアンのオブジェはUSJで撮影しました(2015年10月21日)。当時は『バック・トゥ・ザ・フューチャー・ザ・ライド』というアトラクションがあったんですよ!(アトラクションは2016年5月31日に終了)。

そして、小道具やグッズは映画評論家でコメンテーターの有村昆さんのコレクションです(2015年撮影)。2015年10月、東京・池袋のサンシャインシティ アルパで期間限定オープンした映画の公式カフェでの展示風景です。カフェに行ったとき、コレクションが素晴らしすぎて驚きました。



私たちが生きている2020年現在は、マーティがパート2で行った未来の日付2015年10月21日よりも未来となってしまいました。バック・トゥ・ザ・フューチャーで描かれたのとは違う未来ですが、良い未来なのかな、どうだろう。

とにかく、紹介した10個のトリビアも映画の楽しみに役立てていただければと思います。特に、パート2に出演する子供時代のイライジャ・ウッドは必見です!

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