鳥山明、SDガンダム…デフォルメ文化の父・チョロQの中村安広さんを振り返る【ファンシー絵みやげ】(1/2)
■ 中村安広さんの訃報
チョロQをはじめ、様々なパッケージイラスト等を手がけられた中村安広さんが、5月9日に亡くなられたそうです
— 山下メロ(平成レトロ・ファンシー絵みやげ) (@inchorin) May 10, 2020
車の前後を極端に縮めて描くデフォルメ手法は、鳥山明さんの描く車や、ガンダムなどSDブームの原点とも言えます。80sイラストレーションは中村さん抜きに語れません
ご冥福をお祈りします pic.twitter.com/nlWzGvjyNd
中村安広さんが亡くなられた日付についてですが、2020年1月9日ということでしたので訂正いたします。申し訳ございません。https://t.co/7Zej2gGWx0 https://t.co/ogHA5420rq
— 山下メロ(平成レトロ・ファンシー絵みやげ) (@inchorin) May 10, 2020
チョロQのパッケージイラストで有名な中村安広さんをご存じでしょうか。小さい頃にチョロQで遊んだ人なら、イラストに馴染みがあるかもしれません。チョロQとは、後ろ向きに引っぱってから手を離すと、前に向かって走る自走式のミニカーです。
そのパッケージイラストを手がけていたイラストレーターが中村安広さん。甥っ子さんとみられるアカウントのツイートよると、今年の1月9日に亡くなられたとのことです。
チョロQのイラストで有名な叔父の中村安弘さんが今月9日にひっそりとお亡くなりました。さほどお付き合いは無かったんやけど、才能がある方だけに非常に残念です。育英高専の先輩でしたわ。
— ozzy_METAL (@pagemaker8) January 17, 2020
御冥福をお祈りします。#チョロQ#中村安弘
中村さんはチョロQ関連のイラストを多数手がけられました。手元にある当時のチョロQカタログにも、似たようなイラストがあり、おそらく中村さんの手によるものと思われます。
中村さんのイラストは今見ても新鮮で、特徴的です。玩具としてのチョロQのパッケージだけでなく、チョロQ関連のビデオゲームのパッケージも手がけられました。
中村さんのお仕事は、チョロQだけに限らず多岐に渡っていました。中でも有名なのは『ラジコンマガジン』の表紙イラストです。
中村安広氏、往年のラジコンマガジンの表紙描いてたよね…なんてこった…RIP https://t.co/7XwMq11waS pic.twitter.com/YXA5TU4btU
— lynmock (@lynmock) May 10, 2020
中村安広氏、往年のラジコンマガジンの表紙描いてたよね…なんてこった…RIP https://t.co/7XwMq11waS pic.twitter.com/YXA5TU4btU
— lynmock (@lynmock) May 10, 2020
あの頃のチョロQやラジコンマガジン表紙のイラスト大好きなのですよね…
— Q (@orange_Q) May 10, 2020
ご冥福をお祈りいたします https://t.co/0LYcUAtk2U pic.twitter.com/PVh3Ag6iEC
このように、多くの反応が寄せられました。中でも印象的だったのは、海外からも多数の反応があったことです。
이 세상에
— 자취cat (@tw_bbcat) May 10, 2020
チョロQ 시리즈 일러스트레이션만큼
귀여운 자동차 일러스트레이션이
있을까 ?!
아 정말 귀엽다~!!! https://t.co/xblgq2kvZK
Ohh... His designs were great indeed. Major influence on me, as well as Toriyama's compact designs, of course.
— Bannister (@bannister01) May 11, 2020
このツイートにも鳥山明さんのことが書かれています。続いて中村さんの与えた影響について見ていきましょう。