あんまり大丈夫じゃない!?…志村けんさんが観光に与えた影響とは【ファンシー絵みやげ】(1/2)
■ 志村けんさんの訃報
コメディアンの志村けんさん死去 新型コロナ感染で肺炎発症 | NHKニュース https://t.co/Qfmx5kMi9H
— 山下メロ(ファンシー絵みやげ・平成レトロ・アウトデラックス) (@inchorin) March 30, 2020
先月、志村けんさんの訃報が大きく報道されました。「志村けん禁止」の家庭で育った私でさえ、周囲の友達からのギャグの洗礼を受け続け、そして家を出てからは深夜帯のコント番組を好んで観ていました。
なんとなくこの歌詞が浮かんでしまった
— 山下メロ(ファンシー絵みやげ・平成レトロ・アウトデラックス) (@inchorin) March 30, 2020
“じゃあね”と明るくお別れ……できるだろうか…… pic.twitter.com/SCkha8StEa
時を経て、志村けんさんと所ジョージさんの正月番組『志村&所の戦うお正月』に、今年までの3年連続で昭和や平成のレトロ系資料を提供し、昨年は出演するという機会もあったほどです。
資料提供の一部。人面魚、タレントグッズ、昔の携帯電話関連。素晴らしい視点を持った番組でした。 pic.twitter.com/lg5aLA5f8y
— 山下メロ(ファンシー絵みやげ・平成レトロ・アウトデラックス) (@inchorin) March 30, 2020
さらに、同じく先月発売されたドラマ『ハイポジ』のオフィシャルブック。こちらでは山下メロが80年代の部屋再現写真で協力しているのですが、ここでもしっかり志村さんの特集ページが組まれています。
『ハイポジオフィシャルブック』の発売は亡くなられる前でしたが、80年代の志村けんさんについてしっかり振り返っているコーナーも。#ハイポジオフィシャルブック pic.twitter.com/vozwAtzOZl
— 山下メロ(ファンシー絵みやげ・平成レトロ・アウトデラックス) (@inchorin) April 5, 2020
そんな志村さんは音楽にも造詣が深く、当時音楽誌に登場していたことなどが話題となりました。生前に出演された番組で、試聴できないのでレコード店に通ってジャケ買いし、有名なヒゲダンスのテーマ曲を選んだとも仰ってました。
「ヒゲ」のテーマの見本盤。もともとテディペンダーグラスの「Do Me」という曲をリアレンジしたものだが、なぜかレーベルでは作曲が志村けんに
— 山下メロ(ファンシー絵みやげ・平成レトロ・アウトデラックス) (@inchorin) April 5, 2020
先日テレビで、志村さんがレコード店に通ってジャケ買いして選んだと仰ってました。ジャケ裏は編曲クレジットのみで志村けんプロデュースとなっています pic.twitter.com/q6PJnvv6Ux
笑いにも音楽にも真摯に向き合っていた志村さんは、音楽業界にも影響を与えていました。たとえば電気グルーヴへの影響を感じさせるのがこちらです。
電気グルーヴと志村けんさん…と来たら石野卓球さんの志村拳も重要。 pic.twitter.com/L4Z8pD4NI4
— 山下メロ(ファンシー絵みやげ・平成レトロ・アウトデラックス) (@inchorin) April 5, 2020
さて、音楽業界だけでなく観光業。いや、観光物産への影響もありました。ファンシー絵みやげという1980年代から1990年代の子ども向け観光地みやげを研究する私は、特にその影響の強さを感じてきました。では、その一端を見ていきましょう。