就活生が子ども向け職業体験施設に行ったらこうなった

2014/3/20 13:20 ARuFa ARuFa

こんにちは。


現在、ピチピチ就活生のARuFaです。





4年間の夢の様な大学生活は終わりを告げ、ついに僕も就活生。


今年の4月から新社会人として世に羽ばたくことを目標として、日々努力をしています。


しかし、4年間の大学生活でアホカスのように遊んでばかりいた僕には、一体自分にどんな職業が向いているかがサッパリわからず、就職活動の成果はなかなか上がりません。


そこで今回、「このままだとマズい!」と感じた僕は、自分に適している職業を探すべく、こちらの施設にやってまいりました。


 





子ども職業体験施設、『カンドゥー』です。


 


公式HPより


カンドゥーとは、子ども達が自由に職業体験できる室内テーマパーク。


30種類以上ある職業ブースの中から自分の好きな職を選び、それを自由に体験することができるとか。つまりは最高にホットでCOOLな施設ということです。


ここならば自分にピッタリな職業を発見することができると踏んだ僕は、電車を乗り継いで遠路はるばるここへやって来た訳です。


・・・さあ、そんなわけで意気揚々とスキップをしながらカンドゥーに入園しようとした僕ですが、園内に足を踏み入れようとした瞬間、


 


えっ


なんか、警備員がワーッと来て止められてしまいました。


理由を聞くと、「15歳以上のお客様のみのご入場はできません。」とのこと。


事前の下調べをしていなかったことを後悔しつつも、どうにも後に引けない僕は、 


 





このように、身長を子供サイズまで小さくして再挑戦してみたのですが、


 





「これでいいですか?」


 


「いいわけない。」


と、普通に怒られてヘコみました。


 





警備員に心をヘシ折られた僕は、仕方なく13歳の妹を電話で呼び出し、その妹の保護者としてカンドゥーに入場することとなりました。


これを見ている大人の皆さんは、僕のようにならないためにも、是非とも15歳未満の子供と一緒に来園することをオススメします。居ない人は映画でも見て帰りましょう。


僕としては妹の交通費、入場料、食事代を支払わされたので痛過ぎる出費ですが、カンドゥー内に入ってしまえばこっちのもの。


嫌というほど職業体験をしまくってやりたいと思います。


 





さて、そんなこんなで入場ゲートをくぐると、園内はこんな感じでいかにも楽しそうです。


子供向けの職業体験施設なだけあって、子供がわんさかおり、非常に賑やかでした。


 





「おおあぁぁあああーーーーーーン!!!」


元々テーマパークが大好きな僕は、園内に入った途端に大興奮。子供に負けない勢いで園内を競歩で練り歩きます。(走っちゃダメなので)


そして園内を練り歩くこと数分。早速僕は、是非とも体験してみたい職業を発見することができました。


 





『警察官』です。


・・・幼稚園児の頃、僕が初めて抱いた将来の夢は「ペンギンになること」でしたが、実はその次の夢は「警察官になること」でした。


今では皮肉にも月イチのペースで職質される日々を送っている僕ですが、可能であれば僕も職質をする側になってみたいもの。


そこで僕は、カンドゥー1発目の職業体験を『警察官』に決め、気合を入れてブースへ突入したのです。


 





さあ、ブースに入ると、そこには僕と同じく警察官を目指す若きホープ達が集結していました。


歳を聞いてみると大体が7歳から9歳くらい。すね毛がモジャモジャの22歳は一人もいません。


しかし、警察官に対する憧れは、子供も大人も一緒です。


僕は子供達からのマシンガンのようなカンチョーにも負けず、子供用のピチピチの制服に身を包みアクティビティに参加しました。


 





と、いうわけで、まずはカンドゥアー(と呼ばれるキャストの人)のお姉さんからの説明を受けます。


このカンドゥーの職業ブースには、それぞれに30分程のストーリーがあるらしく、子供達はその流れに沿って職業体験をするそうです。


上の写真は一見すると規格外の化物が子供達に紛れ込んでいるように見えますが、これは僕なので安心してください。これからはずっとこんな写真が続きます。


 





そして全員で敬礼


警察官の制服を着て敬礼をすることは小さい頃の憧れでもあったので、とても興奮しました。「敬礼をしながら興奮する」というアブノーマルな経験はこれが最初で最後でしょう。


 





そして、注意事項などの説明の後、カンドゥアーのお姉さんの誘導で警察官のストーリーが開始されました。


その内容はというと、園内をパトロールして落とし物がないかの確認をしたり、


 





はたまた不審者がいないか、張り込みをしたり、


 





・・・で、不審者を見つけたらその人をその場で逮捕して、


 





 





問答無用で牢屋にブチ込んだりと、盛り沢山です。


この不審者の人はここのブースの人なのですが、警察側になってわかったことは、不審者には特有の雰囲気があるということ。


警察は、「あ、こいつ怪しいな。」と思ったらすぐに声をかけるそうですが、月イチで警察から声をかけられている僕にもそういう雰囲気があるということなのでしょう。泣きたくなってきます。


今まで僕に職質をしてくる警察には一方的にムカついていましたが、『警察官』という職業を体験したことで、初めて警察側の気持ちを知ることができてよかったです。


 





そしてさらに嬉しいことに、ここカンドゥーでは職業体験をし終えると、『カッチン』という独自のお金をもらうことができるらしく、


警察官の職業体験をした僕はその報酬として、16,000カッチンものお金をもらうことができました。


 





「金だ金だ金だーーーーーーーーーー!!!!!」


仕事をしてお金をもらうという感覚を子供達に理解させるためのものなのでしょうが、これは大人ほど嬉しいご褒美なのではないでしょうか。


ちなみにこのカッチンはカンドゥー内で使用でき、例えばこちらのマジックショーであれば、1000カッチンで1回見ることができます。


 





つまり現在の僕は、16,000カッチンを持っているため、マジックショーを16回見ることができるということです。タネも仕掛けも見破れますね。


 





さあ、カッチンのおかげで働くことの喜びに目覚めた僕は、カッチンを稼ぐために新たな職業体験を求めてパンフレットをチェックします。


パイロット、銀行員、新聞記者など魅力的な職業体験がたくさんありましたが、その中でも僕の目を惹いたのがこちらの職業!


 





エマージェンシーのサイレンが光る、『救急救命士』です。


何故僕が、数ある職業体験の中からこの救急救命士を選んだのかというと、そのブースの入り口から見える光景があまりにも衝撃的だったからの一言に尽きます。


 





 





人ぶっ倒れとる!!!!!!


入り口からこんなぶっ倒れた人を見てしまったら、それを無視することなんて鬼じゃない限りできません。


かなりエキサイティングな光景を目撃し、半ば強制的に人を救う気持ちを刺激された僕は、気付いた時には真っ赤なユニフォームに身を包んでいました。


 





思い返してみると、小学校の頃に消防署へ社会科見学をしに行ったことがあるのですが、そこで働く人達を見て僕は、「将来は人を救う仕事をしたい」と強く思っていた事がありました。


救急救命士はまさに人を救うお仕事、今こそ幼少期の夢を実現するチャンスなのではないでしょうか。


まずはせめて、この室内でぶっ倒れている人だけでも救いたいものです。


さて、そんなことを思っていると、救急救命士のアクティビティが開始されました。


 





まずは、「救急救命士とは何か」ということを説明してもらいます。


平たく言えば、迅速な処置で人を救うお仕事であるということを説明してくれるのですが、その説明の最中にも足元に人が倒れているので、今世紀最大の灯台下暗し感を味わうことができます。


 





そして、説明が終わるといよいよ心臓マッサージなどの実践的な訓練をします。


人形を使う前にまずは地面で練習をさせてくれたのですが、後から写真を見たら魔法陣から魔物を召喚しているようにしか見えませんでした。


地面で心臓マッサージの練習をした後は、いよいよ先程からぶっ倒れている人形に、満を持して心臓マッサージをします。


 





「らーーーーーーーーーっ!!!」


心臓マッサージは一分間に110回のテンポで、かなり強めに圧力をかけなくてはいけないのでかなりの運動量でした。酸欠です。


ちなみにこの心臓マッサージは一分間に110回のテンポがポイントらしく、カンドゥアーのお兄さん達が正しいテンポで手を叩いてくれるのでわかりやすいのですが、


 





このようにその場にいる全員で手拍子をやるように言われるので、謎の祭り感がありました。たまに変なグルーヴが生まれることも。


しかし、そのおかげで僕等の足元に倒れていた人形は無事に息を吹き返すことができたそうで、お兄さんが褒めてくれて嬉しかったです。


 





こちらがその息を吹き返した人形。生気は全くありませんが無事でよかったです。


・・・その後、無事に心臓マッサージの講習を終えた僕等に、「園内で人が倒れている」との緊急連絡が入り、僕等は担架を持って現場に急行します。


 





「患者はどこだーーーーーー!!!!」


 





「あからさまにいたーーーーー!!!」


 





「パンッ、パンッ、パンッ、パンッ、パンッ、パンッ、パンッ、パンッ」


 





「乗せろーーーーーーーー!!!!」


 





「どけどけどけーーーーー!!!!」


このように、突然の連絡にも関わらず事前に習ったように迅速かつ的確な処置をし、患者さんを病院へ運ぶことができました。


 





そして、最後にカンドゥアーのお兄さんから救急救命士の大切さを説明してもらい、アクティビティは終了・・・。


スタート時には体験者は僕を含め三人いたのですが、途中で一人が脱落した(どっか行った)ので終了時には二人となって終了したのが切なかったです。


しかし~~~~????? だけども~~~~~?????


その後に~~~~~~~~?????????????


 





またまたカッチンゲット~~~~!!!!


お給料として、再び16,000カッチンを手に入れることができました。


これで僕が持つカッチンは合計32,000カッチン。え? 私の年収高すぎ・・・このペースだと億万カッチン長者になるのも夢ではありません。


 





・・・と、いうわけで、大量のカッチンを手に入れて気分がよくなった僕は、昼食としてピザを食べることにしました。


ピザはカッチンでの支払いではなく普通に1000円払いましたが、ここのピザは自分で好きなように作れるとのことなので、オリジナルのピザを作ってみることにしたのです。


 


下から来た


何故か下から出てきたお姉さんに驚きつつも、僕はピザの材料をもらい、自分好みのピザの製作を開始致しました。


 





・・・そして、ピザを作り始めること10分。


ついに僕だけのオリジナルピザが完成しました。


それがこちら!


 





特製、自画像ピザです。


こちらはもう説明不要、僕の顔をイメージしたピザです。


素敵な笑顔、愛嬌のある口、長過ぎず短すぎない髪の毛。どれも僕そっくりですよね。


 





早速、お姉さんの元に完成したピザを持って行くと、かなりの好評。


「丹精込めて焼きますね!」と、釜で焼いてもらうことになりました。


焼く前からあれだけ男まで美味しそうなピザなのですから、それを焼いたらそれはそれは素敵なピザになることでしょう。


ピザが焼きあがるまでは10分程。その間僕はソワソワしながら待ちました。


 


・・・そして10分後、焼きあがったピザがこちらです。


 





「お待たせしました!」


「うひょー! 待ってましたー!」


 





えっ


 





誰?


知らない人が出てきました。


しかし、悲劇はそれだけでは終わりません。


 





「それじゃあ6等分に切りますね~!」


「えっ」


ぶった切られました。


 





そして完成したのがこちらです。なんかもう可哀想過ぎます。


自分の顔が釜で焼かれ、そして6等分にされたところを見せられたら、食べることなんてとてもできませんよね。


 





食べるけど。


 





完食だけど。


まあでも、味はメチャウマだったので結果オーライでした。


 





・・・さあ、腹ごしらえをした後、僕は怒涛の勢いで職業体験を開始。


 





『助産師』になって赤ちゃんの世話をしたり、


  





飛行機の『パイロット』をしたりなどをして、カッチンを荒稼ぎしました。


 





・・・そう、実は僕は気付いてしまったのです。


自分に適した職業を探しにここカンドゥーへやってきた僕ですが、このカンドゥー内に住み着けば一生暮らしていけるということに!


 





通貨のカッチンは職業体験をすればかなりの金額をもらうことができますし、そのカッチンを使えばこのカンドゥー内で十分に豪遊ができます。


さらに、僕がカンドゥー内のカッチンを独占すれば・・・カンドゥー内で出回るカッチンが少なくなり、カッチンの価値が跳ね上がることでしょう。


そう、このカッチンシステムを上手く利用し、僕はこのカンドゥーの王として君臨、一生働かなくても良い暮らしを築けるのです。 


 





と、いうことで! まずは、カッチンを独占するために服の下にでも隠しますか☆


僕の薔薇色の人生はすぐ目の前・・・ケケッ~~~~~!!! 笑いが止まりまへんな~~~~~!!!


 


「あ、怪しい人だ。」





「署まで来てもらえますか?」


 





「え?」


 





 





 


 


 


 





「誠実に生きていこう。」


冷たい鉄柵の中で、僕は静かにそう誓いました。


はたして、僕に適職が見つかる日はやってくるのでしょうか。


僕は少し、自信がありません。


さようなら。


 


 


~カンドゥーさんからのお知らせ~



カンドゥーさんでは、こちらのテーブルにも置かれているキャンペーンを現在絶賛実施中とのことです。「毎日20名様に入場券や食事券が当たる!」とのことなので、気になった方はぜひカンドゥーさんの公式サイトをチェックしてみてくださいね!